インスタグラムの投稿の共有機能は、フォロワーだけではなく多くの人に投稿を見てもらえる可能性が上がるため、使いこなしたい機能のひとつです。
そもそもインスタグラムでの投稿の共有方法がわからない方や、投稿を共有する際の注意点を知りたい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、インスタグラムで投稿やフィード、リール動画の共有方法と、他ユーザーの投稿を共有する際に注意すべきことを解説します。
【注意】インスタでは、Twitterのリツイートのような共有(シェア)機能は存在しない
インスタグラム以外のSNS、たとえば、Twitterにはリツイート機能、Facebookにはシェア機能といった、他ユーザーの投稿を簡単に自分のタイムライン上で共有できる機能があります。
しかしインスタグラムには、ダイレクトに投稿を共有できる機能は存在しません。
インスタグラムでは、間接的な共有方法として、DM(ダイレクトメール)での共有やストーリーズへの共有、外部アプリの利用による共有方法があります。
それぞれの共有方法を知って、アカウント運用に活用してください。
企業のインスタ運用における「投稿の共有」はユーザーとの重要なコミュニケーション
投稿の共有(シェア)は、フィードやストーリーズの上位表示、発見タブへの上位表示にも有効な方法です。
インスタグラムのアルゴリズム上、上位表示には以下の点が重視されていると言われています。
- 「いいね!」する
- 数秒間の時間を費やす
- コメントする
- 再シェアする
- 投稿者のプロフィール写真をタップする
投稿のシェアを行うことで、ユーザーとのコミュニケーションがより活発になることが見込めます。
また、自社の商品を購入し口コミしてくれた投稿の共有を積極的に行うなど、コメントをしてもらうためにも共有を活用したいところです。
より詳しくインスタグラムの仕組みについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:【2022年最新】Instagram(インスタグラム)アルゴリズム変更を解説!アルゴリズムの重要性とは? – ペンギン (kazeniwa.net)
インスタで投稿やストーリー、リール動画を共有する方法は3種類|やり方解説付き
インスタグラムで投稿やストーリーズ、リール動画を共有する方法は3種類あります。
- 他ユーザーの投稿を自分のフィードへリポストする
- 他ユーザーにDMで共有する
- インスタ以外のSNSなどを連携させて投稿を共有する
それぞれの共有のやり方を画像を用いて解説します。
インスタ内で他ユーザーの投稿を自分のフィードへリポストする
自分や他ユーザーの投稿は、ストーリーズで共有できます。
共有方法は以下の通りです。
- ストーリーズに共有したい投稿の左下にある「紙飛行機マーク」をタップし、「ストーリーズに投稿を追加」をタップする
- 投稿の共有スタイルを選択し、スタンプを追加したり、文字入れをしたりする
※共有する写真をタップすると投稿の共有スタイルが選択できる
- ストーリーズに追加して完了
また、自分のストーリーズを投稿としてシェアして共有することもできます。
24時間で消えるストーリーズは、ハイライトでプロフィール上に残せますが、投稿としてシェアすれば、フィードでもプロフィール画面に残せます。
ストーリーズを「投稿としてシェア」する共有方法は以下の通りです。
- 共有したいストーリーズの右下にある「・・・」その他のアイコンをタップし、「投稿としてシェア」をタップする。
- フィード同様に、キャプションを入力したり、タグ付けや場所の追加、音楽を挿入したりして、シェアをタップする。
- 画像をトリミングしたり、フィルターを選択したりして、次へをタップする。
こちらの記事では、他ユーザーの投稿をストーリーズに追加して、自分の投稿へシェアする方法も紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事:|インスタグラムのリポストとは?方法や注意点を分かりやすく解説
インスタで他ユーザーにDMで共有する
自分や他ユーザーの投稿は、リンクをDM(ダイレクトメール)に送信することでも共有できます。
DM(ダイレクトメール)での共有は、フォロー・フォロワーに一斉に送信できることや、既読機能がついていることがメリットといえます。
DMを受け取ったユーザーは、そのリンクから投稿にアクセスできるため、投稿を見てほしい相手に共有する方法として最適です。
他ユーザーにダイレクトメールで共有する方法は以下の通りです。
- 共有したい投稿の右上にある「・・・」のアイコンをタップし、インスタグラムのアプリケーションのアイコンをタップする。
- リンクをシェアの画面になるので、DMを送りたい相手を選択したらシェアをタップする。
インスタ以外のSNSなどを連携させて投稿を共有する
インスタグラムには、自分の投稿を他のSNSアプリと連携させて投稿する共有方法もあります。
他ユーザーの投稿を他アプリと連携させて投稿する機能はないので、注意しましょう。
この共有方法は、複数のSNSを使っている場合、インスタグラムで写真や画像を投稿すれば他SNSで使いまわせるので、便利です。
インスタグラム以外のSNSと連携させて投稿を共有する方法は以下の通りです。
- 共有したい自分の投稿の、右上にある「・・・」のアイコンをタップし、下部にある「他のアプリに投稿…」をタップする。
- 「投稿をシェア」の画面になるので、必要ならキャプションを入力し、投稿を共有したいアプリをオン(青色になる)にする。シェアをタップし、完了。
- 画像のように、オンにしようとしても他アプリとの連携を許可していないと共有をオンにできないため、他アプリ側でログインし、連携させる必要がある。
インスタの投稿を自分のフィードに直接共有したい場合はリポストアプリを使う|Repost for Instagram/Regrann
インスタグラムの投稿を、自分のフィードに直接共有することは「リポスト」「リグラム」などと呼ばれています。
インスタアプリではできない「投稿の直接的な共有」をするためには外部アプリが必要です。
外部アプリは多数ありますが、今回はその中でも以下2つのアプリを紹介します。
- Repost for Instagram
- Regrann
アプリ名 | 料金 | 対応デバイス | 特徴 |
Repost for Instagram | 無料(アプリ内課金あり) | iOS/Android対応 | 非公開アカウントもリポストできる |
Regrann | 無料(アプリ内課金なし) | Androidのみ対応 | アプリでのインスタへのログイン不要 |
投稿をリポストできない場合は設定変更の依頼が必要
「ストーリーズに投稿を追加」は設定でオフにすることができます。
そのため、共有したいと思った投稿の共有(紙飛行機アイコン)マークを押しても「ストーリーズに追加」が表示されない場合があります。
共有(リポスト)ができないときは、投稿主が共有の設定を不可にしていることが考えられるので、DM(ダイレクトメール)で共有したいと依頼する必要があります。
ただし、理由があって共有設定を不可にしている場合もあるので、依頼の仕方に注意して共有の許可をもらうか、投稿の共有は諦めましょう。
インスタで他ユーザーの投稿を共有する際に注意すべきこと
インスタグラムで他ユーザーの投稿を共有する際に注意すべきことは主に2つあります。
- 共有前に許可を取るなどマナーを意識する
- 著作権の侵害に当たらないよう、他の人の投稿である旨を明記する
以上の2つの注意点は、トラブルにならないためにも非常に重要ですので、必ず押さえておきましょう。
共有前に許可を取るなどのマナーを意識する
インスタグラムは、先述のようにTwitterのリツイート機能やFacebookのシェア機能がないため、共有の文化が盛んなSNSではありません。
共有の文化が盛んでないことから、個人や企業アカウントの考え方によっては勝手に共有されたくない場合もあります。
- 共有前に必ず相手の許可を取る
- 共有後にはフォロワーの反響や良いコメントの紹介などアフターフォローを入れる
特に、企業アカウントの場合、ちょっとしたことでイメージを悪くする危険性もあるため、共有する際は以上のマナーを意識してみてください。
著作権の侵害に当たらないよう、他の人の投稿である旨を明記する
他のユーザーが撮影した写真や動画のリポストは、相手に許可を取らないと著作権侵害に当たる危険性があります。
著作権を侵害しないためにも、他ユーザーの投稿である旨の明記は必須です。
ストーリーズに追加して共有する場合は、相手のユーザーネームは隠さないように、リポストアプリを使用する場合は、ハッシュタグ「#Repost」の使用や、ユーザーネームを明記することが望ましいです。
まとめ|インスタ運用では投稿の共有を使いこなし、フォロワーとの交流を図ろう
インスタグラムでの投稿の共有は、使いこなせれば新規フォロワーの獲得につながり、既存フォロワーとの交流も増やせます。
本記事で紹介した機能別の共有方法や共有時の注意点を参考に、実際にインスタグラムアカウントの運用を始めてみませんか。
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