【2022年最新】Instagramアルゴリズム変更を解説!アルゴリズムの重要性とは?
アルゴリズムとは一般的に「問題を解決するための手段や計算方法」を意味します。
また、Instagramにおけるアルゴリズムとは「Instagramのユーザーにどの投稿をおすすめ(発見タブ)表示させるかを決める仕組み」のことです。
\インスタグラムのフォロワーを増やす方法/
明日から実践できるノウハウプレゼント中
関連記事:【2022年10月最新】インスタの表示について画像付きで解説!並び順の調整や変更点まとめ
Instagram公式からアルゴリズムの公表はされている?
Instagramのアルゴリズムは公式に発表されています。
Instagramのアルゴリズムについて、2021年6月8日、Instagram責任者であるAdam Mosseri氏によるアルゴリズムに関するブログ記事が公開されました。
2010年にリリースした当初のInstagramでは、単一の写真ストリームが時系列で表示されていました。 利用者が多くなりシェアされるコンテンツも増えると、ほとんどの皆さまは、すべてのコンテンツどころか、見たい投稿すら全部はチェックできなくなりました。 2016年には、見られずに終わったフィードの投稿の割合は70%に達しました。 その中では、親しい人の投稿についても、半分近くが見逃されていました。 このような状況を踏まえ、利用者の関心に基づいて投稿をランク付けするフィードを開発して導入したのです。 フィード、[発見]タブ、リールなどの各機能では、それぞれの用途に合わせた個別のアルゴリズムが使われています。 例えば、ストーリーズ投稿は親しい友達の投稿を見るためによく利用される一方、[発見]タブは新しいものを求めて利用される傾向があります。 こうした用途に基づいて、ランク付けの仕組みも変えているというわけです。 |
上記の発表によると、下記3つのそれぞれでユーザーの興味や関心に沿った投稿が表示されるようになっていることがわかります。
- フィード・ストーリーズ
- リール
- 発見タブ
インスタのアルゴリズムはどのように変わった?
以前のInstagramでは、フィードの投稿やストーリーズは時系列順に表示されていました。
しかし、アルゴリズムの更新により、ユーザーの興味や関心に沿った内容が表示されるようになりました。
このアルゴリズムの更新により、時系列の投稿に比べ、投稿の50%が多くのユーザーに表示されるようになったと述べています。
ユーザーの興味関心を獲得するには、下記に留意した運用をする必要があります。
- ユーザーにとって有益なコンテンツ
- ユーザーとの密なコミュニケーション
- 投稿時期
InstagramではTwitterと異なり、リツイートなどの拡散機能はありません。
そのため、新規のユーザーに認知させる機会が必然的に少なくなってしまいます。
そこで重要となるのがアルゴリズムです。
アルゴリズムを理解し、それに沿って運用することで、自社の認知拡大に貢献します。
また、より多くのフォロワーの獲得に役立ちます。
フィード、ストーリーズで上位表示させるには?
Instagramのストーリーズとフィード投稿のアルゴリズムにおいて、下記の4つの情報が重要です。
- 投稿に関する情報
- 投稿した人の情報
- 自分の行動の情報
- 自分が他の人とやり取りした履歴情報
投稿に関する情報では、投稿で獲得したエンゲージメントのことを指し、具体的には、いいね・保存・シェア・コメント・プロフィール訪問数・滞在時間などの指標で計測されます。
投稿した人の情報は、過去数週間にその人とやり取りした回数、自分の行動の情報は、自分がよく見ている情報のことを指します。
また、実際に自分が他の人とやり取りした履歴も上位表示に影響を及ぼす指標として重要です。
リールでリーチ数を増やすためには?
リールでリーチ数を増やすためには下記の要素が重要です。
- 閲覧者のアクティビティ
- 投稿者とのやり取りの履歴
- リールに関する情報
- 投稿者の情報
リールでリーチ数を増やすには、閲覧者が過去にいいねやコメントをしたリールの傾向などの閲覧者のアクティビティが重要です。
また、閲覧者との過去の接点も重要な指標です。
さらに、動画の解像度や使用している楽曲などのリール自体の情報と、投稿者自身の人気度や過去に投稿したリールのエンゲージメントなども重要視されます。
発見タブに表示させるには?
発見タブに表示されるには、下記の要素が重要です。
- 投稿に関する情報
- 投稿者とのやりとり履歴
- 閲覧者のアクティビティ
- 投稿者の情報
基本的にはリールと重要な要素は同じになりますが、発見タブ独自の指標として挙げられるのは、投稿に関する情報に、「リアクションの素早さ」が加味される点です。
もちろん、いいね・保存・シェア・コメントなどの指標も重要です。
保存率とホーム率が大切
フォロワーを増やすには、保存率とホーム率の2つの指標が重要です。
これら2つはInstagramのアルゴリズムをハックする観点でも大きな役割を果たします。
保存率とは?保存数が少ないとアカウントは伸びない
Instagramでは、フィードやリールの投稿を後で見返せるように、保存することができます。
保存するには、投稿の右下に表示されるしおりのようなマークを押します。
どれだけのユーザーにリーチをし、そのうち何人が保存したかを示す保存率は、Instagramのアルゴリズムに大きく影響をします。
また、保存率が高ければ高いほど、多くのユーザーにリーチできる可能性が高まります。
ホーム率とは?ホーム率は重要な指標!
ホーム率とは、どれだけのユーザーが投稿からホームに遷移したかを示す数値です。
投稿を閲覧し、ホームに遷移することで、投稿者自身や、その投稿者の他の投稿に興味を持ち、フォローしてくれる確率が上がります。
これにより、フォロワー数が伸びると、アルゴリズム上でも優位に働きます。
いいね数やリーチが急に減った、発見に載らなくなった際の対処法
Instagramを運用していて、いいね数やリーチが減った際や、発見タブに載らなくなった際の原因は何があるのでしょうか。
ユーザー目線やアルゴリズムの観点より、原因として考えられるものを解説します。
やってしまいがちな嫌われる投稿とは?
Instagramの運用で、やってしまいがちなアルゴリズムに嫌われる投稿は下記です。
- 投稿の連投
- ハッシュタグを大量につける
上記の2つの手法は、現在のInstagramのアルゴリズムでは不利であるとされています。
同じ投稿は何度も出てくる?
Instagramには、同じユーザーの投稿を連続表示しないというアルゴリズムがあります。
そのため、連続して大量に投稿してもリーチ数の獲得にはつながりません。
複数の投稿をする場合は、前後にある程度の時間を空けて投稿をする事が重要です。
ハッシュタグの分析は効率が悪い?ハッシュタグからの流入は見込める?
Instagramは、投稿を見つけてもらいやすくするための「ハッシュタグ」があり、投稿可能な個数は最大で30個までです。
1つの投稿に使用できるタグは最大30個です。1つの写真や動画に31個以上のタグを含めると、コメントを投稿できなくなります。 |
(引用:Instagramヘルプセンター)
しかし、ハッシュタグは多ければ良いというものではありません。
ハッシュタグを30個付けた場合と10〜12個付けた場合を比較すると、10〜12個付けた場合の方がリーチ数は多くなります。
このことは、ソーシャルメディアを一括管理できるプラットフォームのHootsiteの記事でも、ハッシュタグの和について、下記のように言及されています。
The consensus is that about 11 hashtags is a good number to start with.(コンセンサスは、約11個のハッシュタグから始めるのが適切であるということです。) |
(参照:HootSuite The 2020 Instagram Hashtag Guide—How to Use Them and Get Results)
Instagramのハッシュタグ数の適切な数を知り、効果的なハッシュタグのみを採用することが、リーチ数を改善するために役立ちます。
Instagramの検索(おすすめ)欄がリセットされる原因と対処法は?
Instagramのおすすめには、アルゴリズムに則って、通常は自分の興味のある投稿が表示されるようになっています。
しかし、おすすめ欄に関係のない投稿が表示される不具合が増加しています。
このような不具合が起きた際に考えられる対処法は下記の4つです。
- 興味ある投稿を開く
- アカウントを切り替える
- アプリを再インストールする
- アップデートを待つ
興味のある投稿をいくつか開くことで、元のおすすめ欄に戻る可能性があります。
試しても戻らない場合はアカウントを切り替えたり、アプリを再インストールしたりするなどしてみましょう。
これらのことを試しても戻らない場合は、アップデートを待ちましょう。アプリがアップデートされることで、元に戻る可能性があります。
まとめ
以上、本記事ではInstagramのアルゴリズムについて重要な指標やリーチ数を伸ばす方法、伸び悩んだときの対処法を紹介しました。
Instagramを運用するうえで、アルゴリズムを知ることは必須です。
フィードやストーリー、発見タブで重要視される要素はそれぞれ違います。
しかし、全てで共通してユーザーにとって有益なコンテンツ・ユーザーとの密なコミュニケーション・投稿時期は重要です。
本記事の内容を把握したうえで、効果的な運用をしましょう。