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【最新(2025年4月時点)】各SNSの外部リンク制限とは?主要プラットフォーム別の対策

2025年04月15日

【最新(2025年4月時点)】各SNSの外部リンク制限とは? 昨今、SNSをビジネス活用する上で欠かせないのが、自社サイトやキャンペーンページなどへの外部リンク(URL)の挿入です。しかし、各プラット […]

【最新(2025年4月時点)】各SNSの外部リンク制限とは?

昨今、SNSをビジネス活用する上で欠かせないのが、自社サイトやキャンペーンページなどへの外部リンク(URL)の挿入です。しかし、各プラットフォームがリンク制限やアルゴリズムによる表示優先度の調整など、さまざまな規制を設けています。

これらのルールを知らずに外部リンクを挿入してしまうと、投稿のリーチ減少や場合によってはペナルティを受けるリスクも。

そこで本記事では、最新の各SNSの外部リンク制限とは何かを解説し、効果的な対策方法を紹介します。

SNSにおける外部リンク制限とは?

SNSにおける外部リンク制限とは、InstagramやX(旧Twitter)といった各SNSプラットフォームが、投稿やプロフィール欄に挿入するリンク(URL)の数や内容、表示方法などに関して設定しているルール・ガイドラインを指します。これらの制限は、以下のような目的で導入されるケースが多いです。

ユーザー体験の最適化:スパムリンクや悪質なサイトへの誘導を防ぐ

広告収益とのバランス:ユーザーが外部サイトに流れるのを抑え、プラットフォーム内での滞在を促す

SNS独自のエコシステム維持:特定の外部サイトばかりが優遇されるのを防止

SNSマーケティング担当者にとっては、これらのルールを理解したうえで、どのように運用戦略に落とし込むかが重要なポイントとなります。以下では、代表的なSNSであるInstagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTok、LinkedInの最新動向と具体的な外部リンク対策をご紹介します。

プラットフォーム別:外部リンク制限の最新ルールと対策

リンク集ツールの利用:Linktreeなど

参考:FacebookやXなど主要SNSで進む「外部リンク制限」の実態 唯一の例外は?(ITmedia)

外部リンク制限を乗り越える!6つの共通対策

上記プラットフォーム別の概要と対策に加え、共通して押さえておきたいポイントを6つにまとめました。

共通対策項目ポイント
1. スパム認定を避ける連続して同じURLばかり投稿しない・アルゴリズムに怪しまれない投稿パターンを意識
2. リンク先のコンテンツ品質を高める外部リンクを貼るだけでなく、リンク先が有益な情報や独自性を持っているかをチェック・クリック後に満足度の高いコンテンツであればSNS評価が向上する
3. プロフィールへのリンク設定を最大活用ビジネスアカウントで利用できるプロフィールリンクを設定
複数URLをまとめられるリンク集ツール
(例:Linktree)を活用
4. 生成AIを活用したクリエイティブ改善投稿用の画像や動画、メッセージのコピー作成に生成AIを導入・限られた文字数やクリエイティブで最大限の魅力を訴求
5. オーガニックと広告のバランスをとるオーガニック投稿で信頼を獲得しつつ、必要に応じて広告枠を活用・リンク誘導で高いコンバージョン率(CV)を狙うなら、広告の積極利用も検討
6. ルール改定やアルゴリズム変更の情報収集を欠かさない各SNSが公式ブログやヘルプセンターで発表する最新情報をチェック・変化が激しいSNS運用は、常に最新アップデートを把握することが重要

他社事例

【DAISO】

引用:ダイソー公式アカウント

リンク種類

  1. ネットストア(オンラインショップ)
  2. ホームページ(コーポレートサイト)
  3. ファンコミュニティ(会員向け交流ページ)
  4. Happy Price Paradise(独自コンテンツや関連SNSへの誘導)

活用目的

  • ECサイト誘導: 「ネットストア」リンクから、商品を直接オンライン購入できるようにし、売上向上を図る。
  • ブランド情報提供: 「ホームページ」で企業情報・店舗検索・新商品情報を周知し、ブランド全体の信頼性や認知度を高める。
  • コミュニティ形成: 「ファンコミュニティ」を通じて、ファン同士の交流や情報交換を促進。ユーザーの声を拾い上げ、商品開発やキャンペーン企画に活かす。
  • エンタメ要素の拡充: 「Happy Price Paradise」など独自コンテンツへのリンクで、SNS上では伝えきれない商品情報やキャンペーン、動画コンテンツなどを展開し、ユーザーの興味関心を継続的に引き出す。

リンク掲載場所

  • プロフィール欄: Instagramのプロフィール部分に複数のリンクをまとめて表示できるサービスを利用し、ユーザーが興味のあるページへスムーズにアクセスできるようにしている。

【KENZO】

引用:KENZO

リンク種類

  1. 公式オンラインストア
  2. コラボレーション商品ページ(KENZO × ASICS など)

活用目的

  • 購買促進: 新作コレクションや限定コラボ商品を紹介し、興味を持ったユーザーを即座に公式オンラインストアへ誘導。
  • ブランドイメージの発信: 世界観やストーリーを打ち出すルックブックやキャンペーンページへリンクし、KENZOのクリエイティブな魅力を訴求。
  • コラボ情報の告知: 他ブランドやアーティストとのコラボ商品発売時に、特設ページへ誘導して詳細を閲覧・購入できるようにする。

リンク掲載場所

  • プロフィール欄: 「Explore the new Spring collection at KENZO.COM」と案内し、公式オンラインストアへ直接アクセスできるようにしている。
  • ストーリーズ: 新商品やコラボ商品が「JUST DROPPED(発売開始)」などの形で告知され、スワイプアップ/リンクボタンをタップすると該当商品ページやキャンペーンページへ移動できる。

共通点

  • ECサイトや特設ページへの直接誘導

DAISOはネットストアや企業サイト、KENZOはオンラインストアやコラボ特設ページへつなぎ、SNSとECをシームレスに連携している

  • ブランドイメージの向上と購買促進の両立

どちらもSNS上のビジュアル表現やコンテンツ発信で世界観を作りつつ、興味を持ったユーザーを具体的なアクション(購入・コミュニティ参加)に導いている。

  • プロフィールやストーリーズを活用した導線設計

プロフィール欄にメインリンクを設置し、ストーリーズでは新情報やキャンペーンを即時にアピールするなど、複数のタッチポイントでユーザーを取りこぼさないよう工夫している。

【まとめ】各SNSの外部リンク制限とは?最適な運用で成果を最大化しよう

各SNSの外部リンク制限とは、ユーザー体験の保護やプラットフォーム内のエコシステム維持のために設けられたルールです。InstagramのストーリーズリンクやX(旧Twitter)のスパム判定、TikTokのビジネスアカウント制限など、それぞれの特徴を踏まえて運用設計することで、不要なペナルティを回避しながらトラフィックを獲得できます。

外部リンクの活用は、SNSマーケティングの成果を大きく左右する重要要素です。リンク先のコンテンツ品質を高め、生成AIや広告も積極的に活用して、SNSを通じた効果的な誘導戦略を立てていきましょう。

本記事を通じて、私たち「ペンギン」ができること

弊社オウンドメディア「ペンギン(https://kazeniwa.net/penguin/」では、「人々のつながりを科学する」をテーマに、SNSマーケティングやコミュニケーションデザインにまつわる最新情報を継続的に発信しています。各SNSの外部リンク制限に関するより具体的な戦略や成功事例なども、今後さらにご紹介していく予定です。

弊社では、SNS運用代行やコンサルティング、WEB制作など、幅広いサービスを展開しています。もし以下のようなお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

  • 複数SNSを運用しているが、リンク誘導の成果が伸び悩んでいる
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上記リンク先より、サービス資料のダウンロードや具体的な運用プランの相談を承っております。貴社のSNS施策に合わせたオーダーメイドのサポートを提供いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

以上、各SNSの外部リンク制限とは何かを中心に、それぞれのプラットフォームでの最新ルールと対策を解説しました。貴社のSNS運用にお役立ていただければ幸いです。今後も「ペンギン(https://kazeniwa.net/penguin/)」では、SNSマーケティングやファンマーケティングなど、多様なテーマを扱ってまいりますのでぜひご覧ください。

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