この記事は前回の記事(①投稿タイミング編)の続きとなります。
弊社がInstagramの運用を支援をしている企業様の投稿で
エンゲージメント(投稿に反応したユーザーの割合)が高い投稿、いわゆるバズ投稿になったポイントを項目別に紹介しています。
今回は
- 投稿タイミング
- 構成(投稿テキスト)
- ハッシュタグ
- 交流
- 発見タブ
の中で、【2.構成・投稿テキスト】編。
投稿テキスト(キャプション:投稿に付けられる説明文)についてご紹介します。
「実際、投稿テキストって何を書けばいいのか分からない…」
「インスタは画像がメインだから文章はそんなに力を入れなくても…」
なんて方もいるかと思います。
インスタは画像メインになりがちで、投稿テキストに手を抜きがちですが、投稿テキスト(キャプション)含め、文章の構成をつくることも重要です。
構成・投稿テキストを少し工夫するだけで
コメント数含めてアクションの増加にも繋がります。
また、構成をあらかじめ作っておくことで、
投稿を作る際のフォーマットにもなり、効率化にもなるのでおすすめです。
この記事を読むだけで、Instagramでバズる投稿を生み出す【構成・投稿テキスト】の7つポイントを知ることができます。
今からすぐに取り入れられるポイントなので、Instagramの運用をされている方は、ぜひ活用してくださいね。
このノウハウが、Instagram運用で悩んでいる方の手助けになれば嬉しいです。
※本記事での「バズった投稿」とは、エンゲージメント率が高かった投稿を指しています。
※この記事はこんな方へおすすめです
・Instagram運用担当者さま
・これからInstagram運用を頑張っていきたい方
構成・投稿テキストで大事な7つのポイント
構成・投稿テキストでは以下の7つがポイントになってきます。
- 「〇〇の日」投稿をつくる
- 一文を短くする
- 漢字を使いすぎない
- 絵文字にルールつくる
- 適度に改行する
- 自分ゴト化させる文章にする
- ユーザーに行動してもらう動線をつくる
【例外】投稿テキストが不要のアカウント
どの項目からでも、取り入れられる箇所から取り入れていってみてくださいね。
「〇〇の日」投稿をつくる
祝日や記念日等のハレの日投稿は、ユーザーの心が動き購買意欲が高まる日。
また、「〇〇の日」にちなんだ投稿はハッシュタグからの外部流入が多くなり、あなたのアカウントを新しいユーザーに知ってもらう最大のチャンスです。
実際に、私が支援しているアカウントでも、
通常投稿よりも「〇〇の日」と絡めた投稿の方がエンゲージメントが高くなる傾向にあります。
自分のアカウントと紐付きそうな記念日は、どんどん取り入れていきましょう!
一文を短くする
Instagramに限らずですが、ネット上の文章は次々に飛ばされて読まれにくい傾向にあります。
それでもできるだけ読んでもらえるように、一文を短く区切ってシンプルな文章を心がけましょう。
漢字を使いすぎない
漢字を使いすぎると一気に難しい文章化してしまいます。
さらっと読めるように、ひらがなやカタカナを織り交ぜて読みやすい文章にしましょう。
※専門用語を使うのもNGです。
また、文章の中にハッシュタグを盛り込むのもおすすめです。
ハッシュタグの箇所が色付きになるので、文章のアクセントにも◎
文章の中で強調したい箇所がハッキリと分かるようになるので、商品名などをタグ付けするのもよいでしょう。
絵文字にルールつくる
絵文字は文章だけでは伝わりづらいイメージを共有できたり、柔らかい印象を与えることができて、便利です。
しかし、使う絵文字によってはアカウントの世界観が壊れてしまうこともあるので要注意。
使う絵文字の種類や、個数にルールを作ってアカウントの世界観を統一しましょう。
適度に改行する
適度に改行を入れないと、これも読みづらさの原因に。
Instagramはスマホで見るユーザーがメインなので、スマホで見た時に読みやすく改行されているか意識しましょう。
※2行以上の改行はInstagramの仕様上、省略されて1行分の改行になってしまうので「.(ピリオド)」や空白スペースを入れるのがおすすめです。
自分ゴト化させる文章にする
投稿テキストはユーザーへ問いかけるような文章で
自分ゴト化してもらえるような文章にすると効果的です。
例えば、
「この商品、おすすめです」とアバウトに記載するよりも
「こんなお悩みをお持ちの方へ」や
「5月生まれのみなさま」といった
ユーザーが「え?!私のこと言ってる?」とドキッとするような文章で記載した方が、
自分ゴトとして捉えてもらいやすいです。
手っ取り早い方法としては
「みなさま」を「あなた」に変換してみるのもいいかもしれません。
ユーザーに自分のことと思ってもらえるような文章を心がけましょう。
ユーザーに行動してもらう動線をつくる
投稿を見た後に、ユーザーにどんなアクションをとってほしいのか具体的に記載しましょう。
「いいね!をお願いします」
「見返すには【保存】が便利!」
といった一文を画像内や投稿テキストに入れて、ユーザーへこの投稿を見たあとに何をしてほしいのかお知らせするのがおすすめです。
このときに、コメントを募るときは
「コメント欄で感想を教えてね!」
と抽象的な問いかけにするよりも、
「マネしたい!と思ったら、(絵文字)で教えてね!」
と、ユーザーが何も考えずにコメントできるように絵文字を指定するとGoodです。
次のアクションを取ってもらうために、どんどん自分からアピールしていきましょう!
ユーザーが気軽にアクションしやすくできるように
コメントや次のアクションへのハードルを、可能な限り下げていくことがおすすめです。
※まだ始めたてのアカウントや、そもそものエンゲージメント率が低いアカウントは自然発生的にコメントをもらうことは難しいですよね。
そんな場合は、フォロワーさんと交流を深めて行けるように、届いたコメントには必ず返信するなど、アカウントのファンをコツコツ育てていきましょう。
(アカウントのファンを増やす方法については、次回以降の【4.交流】パートで詳しく紹介します)
【例外】投稿テキストが不要のアカウントも
アカウントの中には、画像のビジュアルだけで魅力を伝えているアカウントもあります。
その場合は、投稿テキストを文章は使わず絵文字だけで表示している場合も。
自分のアカウントがビジュアル重視なのか、テキストを含めた情報発信を行うアカウントなのかを判断して投稿テキストを作っていくことが大事です。
これは世界観の統一にも繋がります。
まとめ
- 「〇〇の日」と絡めた投稿をつくろう!
- 一文はシンプルに!短く!
- 漢字・ひらがな・カタカナをバランスよく使おう!
- 絵文字にルールをつくろう!
- スマホでストレスなく読めるように適度に改行しよう!
- ユーザーを「自分のこと!?」とドキッとさせよう
- ユーザーにとってほしい「次のアクションプラン」を記載しよう!
今回は弊社のInstagramでバズった投稿から、【構成・投稿テキスト編】についての紹介でした。
画像重視になりがちなInstagramですが、投稿テキスト(キャプション)含めた構成についても少し力を入れるだけで、コメントやいいねの増加にも繋がります。
今回紹介した事例で、まだ取り入れていない施策があればぜひ取り入れてみてくださいね。
今回は最新の情報を紹介しましたが、
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