2019年6月地点で国内のアクティブアカウント数「3,300万人」を突破したインスタグラムは、効果的な活用ができれば集客ツールとして大きな効果を発揮します。
インスタを利用して集客を検討している企業や個人事業主が増えている中で、「インスタで集客を行うメリットは?」「他のSNSとの違いはある?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、インスタで集客を行うメリット・デメリットについて詳しく解説します。
効果的な運用方法も合わせて解説しますので、最後までご覧ください。
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インスタグラムのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
ハッシュタグの活用で情報収集が可能 | 拡散力が弱い |
商品やサービスを視覚的にアピールできる | 画像や動画が悪用される恐れがある |
ユーザーとのコミュニケーションに最適 | ユーザー層が偏っている |
検索機能として利用されやすい | 炎上する危険性がある |
ブランディングの向上 | 商品やサービスによっては伸びない |
インスタグラムの大きなメリットは、「画像や動画で視覚的にアピールできる」ことです。
上記のように、文章にするとわかりづらい内容を、画像で視覚的に捉えられます。
商品によってはクリエイティブだけで購買欲や共感を集められるのが特徴です。
インスタグラムで集客を行うメリット
インスタグラムで集客を行うメリットは以下の4点が挙げられます。
- 自社の商品・サービスを視覚的に訴求できる
- コストをかけずに運用できる
- ユーザーのニーズや関心の声を直接聞ける
- 多くのユーザーにアプローチできる
それぞれについて詳しく解説します。
関連記事:【2024年版】フォローせずにフォロワーを自力で増やす方法|アプリ・ツールも紹介
1.自社の商品・サービスを視覚的に訴求できる
インスタを集客で利用するメリットとして、商品や・サービスを視覚的に訴求できる点があります。
投稿は画像や動画がメインになりますが、ユーザーは一目見るだけで商品の特徴や情報を瞬時に把握できます。
また、テキストだけでは想起が難しい魅力も、画像や動画を使うことでユーザーがイメージしやすくなるでしょう。
投稿に統一感を持たせることで商品・サービスのブランディングに繋がることもインスタの大きなメリットと言えます。
2.コストをかけずに運用できる
インスタは無料でアカウントの作成・投稿が可能です。
そのため、投稿やコメントの人的コストはかかるものの運用には費用がかからないため、費用を抑えて集客を始めたい場合にも最適です。
また、インスタは広告を出稿でき最低出稿費用は1日100円と低価格で運用が可能です。
初期費用と広告費用 | インスタグラム | テレビCM | 折り込みチラシ |
初期費用 | 0円 | 300万円〜600万円 | 0円 |
最低広告費用 | 100円 | 75万円 | 10,000円 |
関連記事:インスタグラムの広告費用はいくら?費用対効果を上げるポイントも解説
3.ユーザーのニーズや関心の声を直接聞ける
インスタグラムは、投稿のコメントやDMなどユーザーと直接会話できる機能があります。
ユーザーの要望や意見を直接聞くことで消費者が何を求めているのか知ることができ、商品やサービスの品質向上に役立てられるかもしれません。
また、ユーザーとの会話を積極的に行うことで心理的な距離も縮まるため、ユーザーに親近感を持ってもらうことで、商品やサービスの売上向上を期待できます。
関連記事:【完全保存版】Instagram集客を成功させるコツ厳選5選!注意点や企業の成功事例も紹介!
4.多くのユーザーにアプローチできる
インスタグラムは国内利用者数3,300万人以上、世界では10億人ほどが利用しているSNSです。
そのため、多くのユーザーにアプローチが可能です。
テレビCMや折り込みチラシは基本的に国内のみの発信ですので、日本に住んでいる人限定でアプローチをすることになります。
インスタグラムは世界にも投稿が発信されるため、より多くの人に商品やサービスの訴求が可能です。
関連記事:【2023年版】インスタで人気のハッシュタグは?フォロワーが増える人気タグのコピペ表付き!
インスタグラムで集客を行うデメリット・注意点
インスタグラムはメリットの多いツールですが、デメリットや注意点もあります。
ここでは以下3点を紹介します。
- 拡散力が弱い
- 炎上する危険性がある
- 商材によっては全く伸びない
それぞれについて詳しく解説します。
1.拡散力が弱い
インスタグラムのデメリットとして拡散力が弱い点が挙げられます。
たとえば、Twitterはリツイート機能があり多くのユーザーに拡散ができますが、インスタで拡散するにはフォロワーさんにメンションしてもらうかハッシュタグを使用する方法しかありません。
そのため、他のSNSとの連携をはかり幅広く拡散していく必要があります。
関連記事:【インスタ】リーチ数の平均はどれくらい?リーチ数を伸ばすポイントと併せて解説
2.炎上する危険性がある
インスタグラムだけでなく、他のSNSにも言えますが炎上の危険性があることは念頭においておきましょう。
炎上する原因としては、「モラルのない発言」や「人を騙すような投稿」などが挙げられます。
投稿する前は他の人に確認してもらうなど対策を行い、自身でも投稿する前に見直しを行いましょう。
関連記事:企業のSNS炎上対策!事例とともに原因や対応、炎上予防方法を解説
3.商材によって全く伸びない
インスタグラムは発信する投稿によって集客効果が薄いことがあります。
総務省によるとインスタグラムの利用率は、10代〜60代の男性が42%、女性利用率は54%となっています。
10代の利用率は70%を超えているものの、50代以降は40%ほど、60代の利用率は21%となっています。
この数値を見てわかる通り自社の商品やサービスが高齢者層向けの場合、効果的に集客できない可能性もあります。
関連記事:【完全保存版】Instagram集客を成功させるコツ厳選5選!注意点や企業の成功事例も紹介!
参考:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 | 総務省情報通信政策研究所
他SNSとの違いや特徴
ここではインスタグラムと他SNSとの特徴や違いを表でご覧ください。
SNS名称 | 利用率 | 特徴 |
インスタグラム | 50.1% | ・20代~30代の女性利用者が特に多い ・画像や動画投稿に特化したSNS |
X(旧:Twitter) | 45.3% | ・140文字までのショートテキストを投稿できるSNS ・リアルタイムの検索性に優れており、トレンドの情報収集 ・拡散力が高い |
LINE | 94% | ・国内で最も利用者数が多い ・連絡用、コミュニケーションのツール |
29.9% | ・世界で最もユーザー数が多い ・日本においては30代~40代がメインユーザー ・10代の利用率は低い | |
TikTok | 28.4% | ・ショートムービーを撮影して投稿する動画共有サービス・10代~20代の利用率がメイン |
参考:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 | 総務省情報通信政策研究所
インスタグラムを効果的に運用する方法
インスタグラムで集客を行うためには効果的に運用する必要があります。
ここでは以下の3つを紹介します。
- アルゴリズムを理解する
- ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取る
- 分析と改善を繰り返す
それぞれ詳しく解説します。
アルゴリズムを理解する
アルゴリズムとは「算法」とも言われ、課題解決や目標達成のための手法を指します。
インスタグラムで集客を行う上で、アルゴリズムの理解は非常に重要です。
アルゴリズムを理解せず運用しても、時間だけ浪費し効果が出ず挫折の原因になります。
インスタグラムは全てのアルゴリズムが公開されておらず、ユーザーの親密度や閲覧行動・アカウントの滞在時間など様々な条件が重なることでアカウントが伸びるようになっています。
アルゴリズムを全て理解することは難しいですが、自身で仮説をたて検証を行うことが大切です。
ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取る
ユーザーとコミュニケーションを積極的に取ることで、フォロワーの投稿やタイムラインの上位に自身の投稿を表示できます。
上位に表示するためのコミュニケーション施策としては、
- 閲覧した投稿の滞在時間
- いいね数
- DMでのやり取り
- アンケート
など、積極的に行うことで上位表示が可能になり、集客に効果的な運用ができます。
分析と改善を繰り返す
アカウントを伸ばしていくためには、分析と改善を繰り返す必要があります。
単に投稿を繰り返していてもアカウントを伸ばすのは難しいです。
特に運用始めはアカウントの存在をインスタグラムに認知してもらう段階ですので、ほとんどユーザーからの反応もありません。
運用開始後は、競合アカウントの分析を行い「どんな投稿が伸びているのか」「どのような施策を打っているのか」など分析し、自身の投稿と比較・改善を繰り返していきましょう。
まとめ:メリットを踏まえて効果的にインスタグラムを運用しよう
本記事ではインスタグラムで集客を行うメリットや効果的な運用方法について詳しく解説しました。
初めてインスタグラムで集客をする方は伸び悩むことも珍しくありません。
SNSで集客をする際は、他SNSと比較し自身の商品やサービスがインスタグラムにあっているのか検討し、運用を行いましょう。