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Twitter運用でKPIになる「エンゲージメント率」とは?ブランディングに役立つ7つの向上ポイントも解説!

2022年09月25日

Twitterを運用する上で重要なことの一つにエンゲージメント率があります。 これを高めることで、フォロワー増加や売り上げ向上など様々な効果が期待できます。概要やメリット、エンゲージメント率を高めるた […]

Twitterを運用する上で重要なことの一つにエンゲージメント率があります。

これを高めることで、フォロワー増加や売り上げ向上など様々な効果が期待できます。概要やメリット、エンゲージメント率を高めるための施策を紹介します。

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関連記事:Twitterのインプレッションとは|エンゲージメントとの違いや増やし方を解説

Twitterのエンゲージメントとは?

ひとつのツイートに対する「反応数」示す指標のことです。

エンゲージメント率を確認することで、どのようなツイートが人気なのか、フォロワーがどんなツイートに強い興味を示しているのかなど、傾向が見えてきます。

①いいね、リツイート、コメントの合計値

Twitterにおけるエンゲージメントとは、ツイートに対する「いいね」やリツイート、返信、記載されたリンクページのクリックなどを指します。

インプレッション数が高まることは、多くの人に情報が届いていることを意味し、認知拡大として重要です。

閲覧したユーザーから反応や興味がもらえていることや、フォロワー数の増加、ブランディングができているかなどを判断するのに、エンゲージメント率が役立つのです。

②KPIの設定項目になる可能性大

Twitter運用において、正しいKPIや目標を設定するの簡単ではありません。

戦略的に活用するためには、エンゲージメント数やインプレッション数、投稿数、フォロワー数、サイテーション数などに注目します。

Twitterのエンゲージメント率がKPIの設定項目になる可能性が高いです。具体的に、KPIをどれくらい達成できているか、常に進捗を確認するには、専用のツールを用いるのが良いでしょう。

③目安は平均5%前後

FacebookやInstagramなどをビジネスに利用する企業も多いですが、Twitterは他のSNSよりもエンゲージメント率が高めです。

具体的には、Twitterにおけるエンゲージメント率は、ツイートが表示された回数のうち、どのくらいのアクションがなされたかです。

また、インプレッションが増加(フォロワー数が増加)すると、インプレッションは低くなる傾向が見受けられます。

エンゲージメント率の計算方法

エンゲージメント率は、次の式で計算することができます。

「エンゲージメント率 = エンゲージメント数 ÷ インプレッション数(×100%)」

エンゲージメント数は、いいね、リツイート、返信、フォロー、URLなどのクリックに紐づいています(SNSごとに計算方法が異なるので注意)。

Twitterのエンゲージメント率の特徴は、ツイート本文にURLを挿入することができるため、URLのクリック数もアクションとしてカウントされていることです。

Twitterのエンゲージメントとインプレッションの関係性

エンゲージメントを増やす方法は、まず一定のインプレッション数(接触回数)を確保することが前提です。

エンゲージメントの獲得がインプレッション増加を促すように、インプレッションの増加もまたエンゲージメントの獲得に繋がるという相乗効果があります。

自社のエンゲージメント率の見方

一つは、Twitterアナリティクスを活用した調べ方です。

誰でも無料で利用することができます。ツイートにはコメント・リツイート・いいね・共有ボタンの他に、棒グラフのマークがあります。

最も右にあるこのマークは「ツイートアナリティクス」です。ここからインプレッション数やエンゲージメント数を確認することができます。

もう一つは、携帯画面での調べ方です。

ブラウザで「ツイートアクティビティ」をチェックしたいツイートを表示してから、「ツイートアクティビティ」ページへアクセスすればOKです。

関連記事:Twitter分析は「Twitterアナリティクス」で無料で実施できる | 操作方法と分析の手順を徹底解説

エンゲージメント率がKPIとなる3つの理由

SNSを通してやりたいことは、フォロワーに商品を知ってもらい、来店や購買してもらうことです。

このためには、フォロワーの関心がどのくらいあるのか把握したり、普段の投稿が効果的なのか比較したり、客観視する必要があります。

エンゲージメント率がKPIとなる理由を紐解いていきましょう。

フォロワーの関心がエンゲージメントに該当するから

エンゲージメント数は、「反応して行動した回数」を表します。

つまり、投稿に対してユーザーがどれほどの関心を寄せてくれているかを把握することに繋がります。

ブランディングやマーケティングに向けた効果的な運用戦略も、フォロワーの関心や反応を正確に把握することが成功のカギです。

それぞれの投稿で比較ができるから

投稿に対するエンゲージメントを把握することで、どのような投稿がどのような反響を生みやすいのか分析することが可能です。

このような分析はPDCAを回し、より効果的なTwitter運用を行っていくために必須です。効果測定する際、「フォロワーの増減」で判断するべきか、「いいね!」の数で判断するべきか迷うこともあります。

エンゲージメント率は成果に結びつきやすい重要な指標ですので、エンゲージメント率を確認しておけば間違いないでしょう。

来店や購買へつながるアクションだから

企業が公式アカウントで発信する情報や、それを見た人の反応を含めたTwitter上の情報は来店や購買に影響を与えています。

Twitterの情報は消費行動に直結しているということです。

Twitter上では、商品や店舗の情報を発信するのはもちろん、キャンペーンを行うなどして口コミを集めることで、集客にさらなる好影響を与えると期待できます。

つまり、一般のユーザーによる素直な意見や口コミが大きな影響力を持っているということがわかります。

Twitterのエンゲージメント率を上げる7つの方法

フォロワーの興味関心をつなぎとめておくためには、企業側が最新情報を発信して、フォロワーの目に留まる機会を作る必要があります。

ここからは、Twitterのエンゲージメント率を上げる方法をご紹介します。

1,1日に1回投稿する

ツイート数を増やせば、ユーザーに閲覧される確率がアップします。ユーザーに閲覧させる確率が上がれば、フォロワーの増加も期待できます。

月に数回もしくは年に数回のみの投稿のアカウントは目に止まりにくいですし、信頼し良いアカウントなのかフォロワーが疑う可能性もあります。

1日に1回は投稿するアカウントの方がインプレッションは増えます。

また、稼働していることをアピールして、アカウントと企業の信頼を得ることができることもあります。Twitterを活用するなら、発信頻度を上げるようにしましょう。

2,反応が多い時間帯を狙う

利用頻度が多い時間帯にツイートすることも大切です。

エンゲージメント率の向上につながる可能性が高い通勤・通学時や昼食時は、一定量のツイートがあったのに対し,インターネットを利用するユーザー数が最も多い就寝前、営業時間外のため、ほとんどツイートされていないという研究結果があります。

最後に、時間帯について認識しておくべきは、ターゲットによって生活パターンが異なるので、一概にいうことができないということです。

そのため、その都度、効果検証が必要でしょう。

3,画像や動画を上手に利用する

Twitterは、InstagramやTikTokなどのSNSと異なり「文章」が中心のプラットフォームです。

そのため、画像を添付したツイートのエンゲージメントは高いです。

ツイートに画像や動画を付けると、タイムラインの上位にツイートが表示がされやすくなります。

そのため、ユーザーの目に触れる機会を増やすためには、すべてのツイートに画像・動画を添付することをおすすめします。

関連記事:Twitterの画像サイズを攻略!投稿に失敗しないために注意するポイントを解説!

4,リプに対して反応する

Twitter上でフォロワーとコミュニケーションを取ることで、エンゲージメント総数を高めることができます。

自社ツイートにリプライが来ることもあるので、SNS担当者はこまめに確認して、積極的に返事をすると良いでしょう。

反応があることで、消費者やターゲットとの距離が縮まり、もっと企業や商品について知りたくなり、自ら情報にアクセスしてくる人も出てくることでしょう。

また、ツイートに「いいね」や「リツイート」「返信」などの反応をしてもらいやすくなり、双方向のコミュニケーションが可能となります。

5,ハッシュタグ投稿をする

思わず人に知らせたくなる商品やサービス作り、トレンド化するような話題を作ること、ハッシュタグの工夫などもインプレッション増加につながる施策の一つです。

「#~~~」のようにツイートにハッシュタグを付けると、タグを辿ってきたユーザーの目に留まることもあります。

例えば、タグ付きで商品の感想をツイートすれば、ユーザーのツイートにタグを含めてもらえる可能性も上がります。

トレンド入りを狙い、上手くハッシュタグを活用することで、戦略的に拡散力を高めることもできます。

関連記事:【企業向け】Twitterのハッシュタグ(付け方)とは?効果的な使い方やメリットを解説

6,過去のツイートを再利用する

思うようなエンゲージメントが得られなかった場合は、セルフリツイートを試してみましょう。

自社の過去ツイートをリツイートすることで、過去の投稿を再びフォロワーのタイムラインに流すことができます。

ただし、何度も同じツイートをリツイートしてしまうと、しつこい印象を与えてしまい、信用を失ったりフォローを外されたりして、投稿を見られなくなる可能性も大いにあるので、頻度には注意が必要です。

7,反応のよい文面にする

ツイートのエンゲージメント数を確認すると、人気のあるツイートと反応が悪いツイートが明らかになります。ポイントは、140文字で見やすい投稿にすること。

短い文章でフォロワーに情報が伝わることと、どんなアクションをしたら良いのかを明確にすることを意識しましょう。

人気な投稿はなぜ多くの人に届いたのかを分析することで、今後の運用方針を効果的に改善することができます。

まとめ

Twitterのエンゲージメント率を高める方法を解説しました。

運用する上で重要なことは、情報取得側であるフォロワーのことを優先して考えることです。

キャンペーンに参加しやすいように、わかりやすいテキストで投稿することをはじめ、気軽に参加できる内容であったり、共感できるキャンペーン内容であることも大事です。

それに加えてプレゼントがゲットできるのであれば、企業のことを知るきっかけとしては良いスタートとなりそうですね。ファンを増やして売り上げアップを目指しましょう。

今までSNSを活用してなかった企業であっても、手軽に始められるのがTwitterの良いところです。

世間の波に乗ってるのか、需要と供給にあってるのかなども、タイムラインやいいね数など数値で客観的に測ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

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