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インスタグラムの分析に必要な指標とは?注目すべき指標やおすすめのツールを紹介!

2023年09月23日

インスタグラムのフォロワーやリーチ数を伸ばすにあたって、必須となる分析。 分析することで何が要因で伸びていないのか、問題点はどこなのかを洗い出せます。 本記事では、インスタグラムの分析に必要な指標と分 […]

インスタグラムのフォロワーやリーチ数を伸ばすにあたって、必須となる分析。

分析することで何が要因で伸びていないのか、問題点はどこなのかを洗い出せます。

本記事では、インスタグラムの分析に必要な指標と分析の方法、アカウントを伸ばすコツを紹介します。

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関連記事:【2022年最新】Instagram(インスタグラム)アルゴリズム変更を解説!アルゴリズムの重要性とは?

インスタグラムの分析に必要な指標とは?

インスタグラムの分析には下記7つの指標が必要です。

  • フォロワー数
  • インプレッション数
  • エンゲージメント(反応数)
  • ハッシュタグ数
  • クリック数
  • CV(コンバージョン)数
  • 投稿保存数

目的に合わせて、上記7つの指標を分析することが大切です。

以下でこれらの指標の詳細や、意味を解説します。

フォロワー数

フォロワー数とは、自分のアカウントをフォローしているアカウントの数を指します。

フォロワー数はアカウントの発信力に直結する数字のため、指標の中でも重要度の高い指標です。

また、ユーザーがアカウントを見た際のインパクトや信用度にも大きく影響する数値です。

フォロワーの多いアカウントはユーザーから信用されやすく、フォローもされやすいといえるでしょう。

特に、企業アカウントの場合はフォロワー数が企業の発信力に直結しやすいといえます。

関連記事:インスタでフォローしないでフォロワーを増やす方法5選!フォロワーを増やせるアプリも紹介!

インプレッション数

インプレッション数とは、投稿やストーリーを見た人がどれだけいるのかを指す指標です。

リーチ数と混同する方がいますが、リーチ数はどれだけの人に表示されたかを指します。

一方で、インプレッション数はどれだけその投稿が閲覧されたかを指します。

例えば、1人のユーザーが同じ投稿を10回見た場合、インプレッション数は10、リーチ数は1となります。

エンゲージメント(反応数)

エンゲージメント数は、投稿やストーリーに対する反応数を表した指標で、下記の式で算出できます。

エンゲージメントの計算式(いいね数+コメント数)÷投稿数

エンゲージメントはフォロワー数と並ぶ重要な指標で、フォロワー数が多くても、エンゲージメントが低ければ、影響力のあるアカウントとはいえません。

多くの企業やインフルエンサーは、この指標をユーザーとのコミュニケーション指標と捉えており、エンゲージメントが高ければ高いほど、影響力や購買行動につながりやすいといえます。

ハッシュタグ数

ハッシュタグとは先頭に「#」をつけることで、どのような投稿であるかを端的に表すものです。

インスタグラムの分析におけるハッシュタグ数はどれだけの人が拡散してくれたかの指標となり、どれだけ多くの人に情報が行き届いたかを測る指標としても活用できます。

また、分析によってどのようなハッシュタグが一緒に付けられたか確認できるため、今後の投稿に活かせます。

クリック数

インスタグラムの分析におけるクリック数とはプロフィール上のURLのクリック数のことを指します。

企業アカウントでは、自社の公式HPやECサイトのURLを掲載し、クリックを促すケースが多くあります。

インスタグラムでは投稿ごとにURLを記載できないため、プロフィールに導線を引くか、ストーリーでURLを記載する導線が多く見られます。

CV(コンバージョン)数

CV(コンバージョン)数は、プロフィールに記載したURLから買い物や申し込み、問い合わせなどを行ったかを表す指標です。

物販など、ECサイトを運営している場合は、売上に直結する数字です。

しかし、それ以外のサービスを扱っている企業や大企業は、CV数はそこまで重要視していません。

投稿保存数

インスタグラムでの投稿の保存とは、投稿を保存し、後から確認できる機能を指します。

投稿保存数は、ユーザーの「役に立った」「後から見返したい」という気持ちの表れを示します。

投稿がどの程度ユーザーに刺さったか、ユーザーの属性にマッチしているかを測れるため、非常に重要な指標の1つです。

「Instagramインサイト(アナリティクス)」を活用しよう

インスタグラムの分析には「Instagramインサイト(アナリティクス)」の利用がおすすめです。

「Instagramインサイト(アナリティクス)」はインスタグラム公式の分析ツールです。

無料で使え、インスタグラムのアプリ上で使えます。

下記で設定方法や見方、活用方法を説明します。

「Instagramインサイト(アナリティクス)」はホーム画面から設定可能

「Instagramインサイト(アナリティクス)」はホーム画面から設定可能です。

設定手順は下記の通りです。

  1. プロフィール画面より、「プロフィールを編集」をタップ
プロフィール編集
  1. 「プロアカウントに切り替える」をタップ

※プロアカウントへの切り替え方はこちらもご覧ください。

関連記事:インスタプロアカウントとは?メリット・デメリットや切り替え方を解説

プロアカウントへの切り替え
  1. 「次へ」をタップし、カテゴリを選択
  2. 「クリエイター」または「ビジネス」を選択
「クリエイター」または「ビジネス」を選択
  1. 連絡先情報を入力
連絡先情報確認

以上で、「Instagramインサイト(アナリティクス)」の設定は完了となり、プロアカウントとしての使用を開始できます。

「Instagramインサイト(アナリティクス)」の見方は?何が見られる?

「Instagramインサイト(アナリティクス)」は、インスタグラムの分析に必要なさまざまな指標を確認できる機能です。

リーチしたアカウント数や、アクションを実行したアカウント、フォロワーの増減などを一目で確認できます。

また、投稿やストーリー、リール動画などの投稿に対して、それぞれの指標も確認できます。

下記で特徴やメリットについて詳しく解説します。

フォロワーの増減がグラフで分かる

「Instagramインサイト(アナリティクス)」を用いることで、グラフと数値でフォロワーが表示されるため、一目で増減を把握できます。

横軸が時間、縦軸がフォロワー数となっているため、どの期間でどれだけフォロワー数が増えたのか、どんな投稿をした時にフォロワーが増えたのかを把握できます。

しかし、フォロワーが100人以下の場合だと利用できないため、注意しましょう。

ストーリーや投稿に対してのユーザーのアクションの確認が可能

「Instagramインサイト(アナリティクス)」で投稿ごとのユーザーのアクションを確認できます。

投稿に対するいいねやコメント、シェアなどのアクション数をそれぞれの投稿別に確認できる点が大きな特徴です。

ユーザーのアクションの分析は、仮説作りやKPIの策定に欠かせません。

ユーザーのアクションからアカウントの問題点・改善点を洗い出し、次の施策やクリエイティブ作りに役立てましょう。

新しいターゲットの発見ができる

「Instagramインサイト(アナリティクス)」は、リーチしたユーザーの属性を分析することが可能です。

リーチしたユーザーの年齢や性別、国や都市などを把握できます。

実際にリーチしたユーザーの属性を基に、自身が設定したペルソナとズレがないかを確認しましょう。

また、リーチしたユーザーがフォロワーか、フォロワー以外かも分かります。

リーチしたユーザーの属性から、フォロワーでない、新規ターゲットの洗い出しも可能です。

コメント数やナビゲーションも確認可能

「Instagramインサイト(アナリティクス)」では、コメント数やその他ナビゲーションの確認も可能です。

ナビゲーションとは、ストーリー上で、次の写真や動画を見るためにタップされた回数や、ストーリーからの移動数、前の写真や動画を見るためにタップされた回数のことを指します。

どの投稿の反応が悪かったのか、ストーリーからの導線は適切に引けているのかを確認し、投稿の改善に活かしましょう。

インスタの分析におすすめな方法!分析ツールやアプリ、サイトを紹介

インスタの分析に有効なツールは「Instagramインサイト(アナリティクス)」以外にも存在します。

インスタの分析ツールには例えば、下記があります。

  • SAKIYOMI(有料)
  • MASAI(有料)
  • Insight Suite for Instagram(無料)

上記3つのツールでは、より詳細に分析が行えます。

しかし、有料であったり、項目が多く、操作が難しかったりするため、はじめてインスタグラムの分析を行う人は「Instagramインサイト(アナリティクス)」がシンプルで扱いやすいため、おすすめです。

「Instagramインサイト(アナリティクス)」を利用する際の注意点

無料で便利な「Instagramインサイト(アナリティクス)」ですが、注意点も存在します。

  • PCからは閲覧不可
  • Excel(エクセル)やスプレッドシートでインスタ分析はできない

上記2つの事項について詳しく説明します。

PCからは閲覧不可

「Instagramインサイト(アナリティクス)」は公式アプリからのみ、利用でき、ブラウザ上での操作はできません。

PCでの作業が多い方や、大画面でじっくり分析したい人には不便であるといえます。

一方、前述した「Insight Suite for Instagram」はPCでの操作が可能なため、より大画面で詳細に分析したい方はこちらを利用することをおすすめします。

関連記事:Instagram(インスタグラム)をPC(パソコン)から利用する方法

Excel(エクセル)やスプレッドシートでインスタ分析はできない

「Instagramインサイト(アナリティクス)」は前述した通り、公式アプリからのみの利用になるため、Excel(エクセル)やスプレッドシートを活用した分析はできません。

抽出したデータにエクセル上でソートをかけたり、他のツールにインポートして連携などができないため、注意が必要です。

インスタグラムの分析・結果につながるアクション

インスタグラムで結果を出すためにおすすめの分析方法や具体的なアクションを紹介します。

  • 他人のアカウントを解析する
  • フィードに適したサイズや正方形のテンプレートがある画像アプリを使う

上記2つの項目を正しく行うことで、新たな課題の発見や運用方法の見直しにつながります。

他人のアカウントを解析する

似た属性の他人のアカウントを分析することで、自分のアカウントとの違いを認識できます。

自分のアカウントとの差を把握し、クリエイティブ作りや運用に活かすことで、アカウントの成長・拡大を加速させましょう。

他人のアカウントを分析する際は、同じジャンルや属性を持ったアカウントを中心に、フォロワーの増減・投稿のタイミング・エンゲージメント・使用しているハッシュタグの4項目を押さえておくと良いでしょう。

フィードに適したサイズや正方形のテンプレートがある画像アプリを使う

インスタグラムの投稿を作成する際は、フィードに適したサイズや正方形のテンプレートがある画像アプリを使いましょう。

具体的にはCanvaがおすすめです。Canvaでは豊富なテンプレートが用意されており、簡単に綺麗な投稿を作成できます。

初心者でも扱いやすく、クラウド上で共有できる点もメリットです。

投稿をテンプレート化し、統一感を持たせることで、ユーザーの反応率やフォロワーが向上することが期待できます。

まとめ

以上、本記事ではインスタグラムの分析に必要な指標やおすすめの分析ツール、アカウントの成長につながるアクションなどを紹介しました。

  • インスタの分析にはフォロワー数・インプレッション数・エンゲージメントなど7つの指標を参考にする
  • インスタの分析には「Instagramインサイト(アナリティクス)」の利用がおすすめ
  • アカウントを伸ばすために、他人のアカウントの分析も有効
  • 正しいサイズでの投稿でユーザーが見やすいクリエイティブを作ろう

これらの要素を押さえて、より効率的にインスタグラムを分析・運用しましょう。

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