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Twitterキャンペーンとは?事例と上手く活用する6つのコツ、ハッシュタグの定番を徹底解説

2022年09月24日

Twitterキャンペーンを目にすることは多いですが、自社が行う時はどんな点に気をつけたら良いのでしょうか。 実際の企業アカウントのツイートを紹介しながら、具体的な事例を解説します。 また、費用対効果 […]

Twitterキャンペーンを目にすることは多いですが、自社が行う時はどんな点に気をつけたら良いのでしょうか。

実際の企業アカウントのツイートを紹介しながら、具体的な事例を解説します。

また、費用対効果が高いのが特徴のTwitterキャンペーン。

簡単な操作と世間を見る力で、いかに盛り上げるのかを考えましょう。

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関連記事:【法人向け】Twitter運用のコツ!集客で失敗しないためのフォロワー獲得の考え方、実際の運用成功例を解説!

Twitterプレゼントキャンペーンとは?

Twitterキャンペーンとは、認知拡大やフォロワー獲得を目的に企業アカウントが実施するキャンペーンのことです。

抽選で景品を用意し、フォローやリツイートなどのユーザーアクションを促すことが多いです。

Twitterキャンペーンを行う目的は、以下が挙げられます。

・商品やサービスの認知拡大・知名度向上

・ブランドイメージの刷新

・ファンの獲得

売上向上につながるように、目的を見失うことなく有効なキャンペーンを打つために必要なことは何なのでしょうか。

Twitterキャンペーンの3つの方式

企業の利益に繋がるようにTwitterを活用して、多くの人にキャンペーン内容や取り組みを知ってもらいましょう。

そのためには、Twitterの特性である拡散力と参加者のメリットを共存させて、話題作りができるように運用します。

フォロー&リツイートキャンペーン

フォロー&リツイート形式は、フォローと指定ツイートのリツイートを条件にキャンペーンへ参加してもらう形式です。

https://twitter.com/KaoKurashiCP_jp/status/1503536465225080839

(引用元:花王暮らしのお役立ち&キャンペーン情報 Twitter)

手軽に参加できるので、Twitter利用者に少ない負担でキャンペーンを広く拡散させることができる点が大きなメリットです。

Twitterの特性である「拡散性の高さ」を活かしたキャンペーンです。

フォロー&ハッシュタグキャンペーン

アカウントのフォローと特定のハッシュタグをつけたツイートを条件にキャンペーンへ参加してもらう形式です。

(引用元:モスバーガー Twitter)

最大の特徴は、ユーザーによる投稿を自然に増やすことができること。リツイートに比べるとハードルが高いので、ユーザーにとって魅力的なプレゼントを用意すべきと考えられます。

関連記事:【企業向け】Twitterのハッシュタグ(付け方)とは?効果的な使い方やメリットを解説

リツイート&ハッシュタグキャンペーン

こちらは「指定ツイートのリツイート」と「ハッシュタグ付き投稿」を条件にキャンペーンへ参加してもらうもの。

(引用元:キットカット Twitter)

リツイートによる自社ツイートの拡散に加え、ハッシュタグ付き投稿によるユーザー投稿の拡散も狙えます。また、意見や感想などを書き加えて引用リツイートしてもうこともできます。

認知拡大・話題作りが目的の場合は効果的な形式です。

Twitterキャンペーンの抽選方法・仕組み

抽選候補に該当するユーザーの抽出と選定には、キャンペーン専用ツールを使用します。

Twitterの仕様上、過去のツイートをすべて遡り抜け漏れなく集計するのは現実的に難しいためです。

また、プレゼント送付にあたりダイレクトメッセージなどでやりとりが必要となることも多いです。対応フローを定め、スムーズにプレゼントを発送する必要があります。

また、完全に廃止という訳ではないですが、2022年4月18日(米国時間)以降はカンバセーションボタンが利用不可能になりました。

Twitterキャンペーンを実施する目的

まずは目的・目標を定めましょう。

「キャンペーンが成功だったかどうか」を効果検証できるようにしておくことが大事です。目的に応じて、目標として設定すべき指標は変わってきます。慎重に検討しましょう。

企業の認知拡大

自社が提供する商品やサービスを認知させ、競争社会の中で生き残る戦略の一つとして、ブランディングを目的としたTwitter活用があります。

例えば、消費者に以下のようなイメージを持ってもらうことを意識した内容を考えます。

・家具や食器を揃えるなら、ニトリ、IKEA

・リーズナブルでおしゃれな衣服の、UNIQLO、SHEIN

ブランディング戦略が成功すると、自社が与えたいイメージと、消費者と顧客が抱くイメージがマッチングします。

リーチの最大化

10-40代は利用率が40%を越えており、多くのユーザーがTwitterを利用しているといえます。

今までリーチできなかった新しい層にもリーチできる可能性もあります。

キャンペーンを打つことで認知拡大などの効果を短期間で得ることができます。

Twitterは、インセンティブがある分ユーザーからのアクションを得やすく、他のメディアと比べると「拡散性」が高いのが特徴です。

手軽にリツイートでき、拡散性が高く話題になりやすい傾向にあります。

関連記事:Twitter運用でKPIになる「エンゲージメント率」とは?7つの向上ポイントも解説!

予算の効率的な消化

予算消化のための選択肢は様々ですが、会社の利益で計上した予算は無駄にせず、会社の成長(そして部署の評価にも)つながるような消化方法を選びたいですね。

予算がある際に消化したいのであれば、Twitter広告は有力です。

手軽にスタートさせることができるのがメリットですし、費用対効果も十分に高い施策になりうるので、ぜひチャレンジしてみてください。

利用料を事前に調査し、予算に組み込んでおくことができれば、なお良いです。

Twitterキャンペーンを伸ばす6つのコツ、やり方

Twitterキャンペーンを実施するのであれば、多くの人に自社のことを知ってもらいたいですよね。

そのためにはどうしたら良いのか、Twitterの機能面と参加者の心理を紐解いて、6つに分けて解説します。

1,ペルソナを用意し、刺さるキャンペーンを設計する

万人受けするコンテンツは無いに等しいです。

そのため、特定のペルソナを選ぶ事で効果検証がしやすくすることが、Twitterキャンペーンのコツです。キャンペーンをただフォロワーを増やす道具と考えると失敗するので注意。

自社のターゲットに寄せる事でその後のブロック率が低くて済み、継続して自社の情報を閲覧してくれることに繋がるでしょう。

キャンペーン後にもコミュニケーションをするに値する顧客獲得を目指していきましょう。

2,投稿サイズを工夫する

見やすい投稿であるや、クリックしたくなる表示であることも大事です。

例えば、タイムラインでは気になる部分だけを載せておきます。この時、画像やサムネが切れてしまわないように見た目に気を遣うことも忘れずに。

そして「参加条件はこちら!」「プレゼント条件はこちら!」などとし、ユーザーにクリックを促します。双方向のやり取りがされることで、エンゲージメント率が高まります。

3,ハッシュタグを工夫する

自社のフェーズによって、以下3つのハッシュタグを使い分けましょう。

・ブランドハッシュタグ

・コミュニティーハッシュタグ

・キャンペーンハッシュタグ

企業側からの一方的な情報提供ではなく、自社の商品やサービスで、ユーザーにどんなベネフィットがあるのかを伝えるような内容が好ましいです。

ユーザー目線に立った投稿を意識しましょう。

頻繁に使用されているハッシュタグや、ファンとアーティストの間で使用されている独特の用語などを取り入れ運用する工夫も良いでしょう。

関連記事:Twitterハッシュタグの付け方とは?拡散されやすい方法、メリットを解説|本当は意味ない?

4,恒例行事・イベントと連動させる

親しみやすい行事と連動させるのは効果が高いです。挑戦する人が多いとタイムラインで目にする機会が多くなり、自らチャレンジしてみようと行動に繋がる可能性もあります。

七夕のキャンペーンの例を見てみましょう。

「777ポイントが77人に当たる」と、7に関連する数字で七夕との関連性を表現しています。

(引用元:Tポイント【公式】 Twitter)

また、特定の日のイベントでも盛り上がります。

海の日には、海で使えるグッズがキャンペーンで当たるというキャンペーンが展開されていました。

(引用元:seastyle ヤマハマリンクラブ・シースタイル Twitter)

5,参加者に応じた期間を設定する

応募期間を長くすることでキャンペーンの参加者数を増やすことが定番です。必然的にキャンペーンに参加したユーザーは、キャンペーン終了日までフォローを外すことはできません。

すなわち、自社の投稿を目にする機会が増えることを意味します。アカウントの存在感をアピールしながら、フォローを外されない工夫と言えます。

一方で、短い期間に設定することでプレミア感を高めることもできます。参加者に応じて期間を工夫することも良さそうです。

6,自社の魅力が伝わるキャンペーン品・当選品を用意する

キャンペーン品は自社と関連があるものにするのが妥当です。

「どんなプレゼントがもらえるか」は参加者の意思決定に大きく影響し、量や質が大事です。量は当選数とも言い換えられます。

当選者数が多いとその分参加者も増えやすい傾向にあるため、参加のハードルを下げてたくさんの人を巻き込むようにすると、Twitterの拡散力を使う意味が出てくるとも言えそうです。

まとめ:企業は、規約に則ったTwitterキャンペーンの運用を

ガイドライン・ポリシーを導入してマナーよく活用しましょう。

事前に十分な想定と対策をして、ソーシャルメディアの運用に取り組めると良さそうです。

ガイドライン・ポリシーを作成することは、SNSに関するトラブルを防ぐことや企業の利益・信頼を守ることにつながるため重要。

また、SNSの運用が属人化することを防いだり、投稿のクオリティを守ったりする目的があります。

誹謗中傷や真偽不明の情報発信はしないなど、誰かが傷つく内容は投稿することは一時的なキャンペーンであってもやってはなりません。

Twitterキャンペーンは、拡散力を持って不特定多数の人が目にすることになります。

キャンペーンだけで終わるのではなく、これを機に繋がった顧客のことを大事にして、今後のサービスや商品展開を考えていけると、ビジネスに役立つでしょう。

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