この記事は前回の記事【①投稿タイミング編】、【②構成・投稿テキスト編】、【③ハッシュタグ編】、④【交流編】の続きとなります。
弊社がInstagramの運用を支援をしている企業様の投稿で
エンゲージメント(投稿に反応したユーザーの割合)が高い投稿、いわゆるバズ投稿になったポイントを項目別に紹介しています。
今回は
- 投稿タイミング
- 構成(投稿テキスト)
- ハッシュタグ
- 交流
- 発見タブ
の中で、ラストの【⑤発見タブ】編です。
Instagramの大きな機能の1つ、「発見タブ」。
この「発見タブ」を上手く使うと、フォロワー外のユーザーに目を止めてもらえるチャンスになります。
今回、この記事では発見タブとは?の説明と、その重要性を紹介していきます。このノウハウが、Instagram運用で悩んでいる方の手助けになれば嬉しいです。
※本記事での「バズった投稿」とは、エンゲージメント率が高かった投稿を指しています。
※この記事はこんな方へおすすめです
・Instagram運用担当者さま
・これからInstagram運用を頑張っていきたい方
発見タブとは
まずは改めて「発見タブ」の説明です。
発見タブとは、Instagramを開くと、下部に表示されるアプリ虫眼鏡のアイコンをタップすることで表示される画面のことです。
この画面では、ユーザーがフォローしていないアカウントの投稿の中で、興味があると予想される投稿が表示されるような仕組みになっています。ユーザーの興味関心に基づき、おすすめの投稿を自動で表示する機能になります。
最近では、Instagramのユーザーで一番使う機能は「発見タブ」で37.4%というデータも出ています。
引用: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000044549.html
上記からも、「発見タブ」は新規ユーザーの目に止まりやすい機能だと言えます。
例えば、あなたが「料理」に関するアカウントをフォローしていたり、いいねや保存などリアクションをしているとします。すると、「料理」に関する投稿が表示されるようになっています。
「発見タブ」はリサーチ用にも使える機能
発見タブは、ユーザー一人一人によって表示される内容が異なります。また、同一ユーザーが複数アカウントを所有している場合は、そのアカウントごとに興味があるジャンルがパーソナライズされて表示されるようになっています。
これは実際の私のアカウントの発見タブの画面です。
一方のアカウントでは、「日本酒」にまつわる投稿、もう一方では「ファッション雑貨」にまつわる投稿が並んでいます。
このように、同じユーザーでもアカウントごとにリアクションしているアカウントや投稿が違えば、発見タブに表示される内容は異なります。
そのため、Instagramを運用中の方はリサーチ用として複数アカウントを使い分けるのも手です。
例えば、「料理」投稿をメインにしているアカウントであれば、同様の料理アカウントをフォロー・いいね・保存して「発見タブ」に「料理」の投稿がおすすめ表示されるようにすることで、料理投稿のトレンドをまとめて見ることができ、リサーチしやすくなります。
発見タブに表示されるメリット
「発見タブ」に投稿が載る(おすすめ表示される)と、新たなユーザーの目に留まる機会を獲得できます。
フィード投稿には、自分がフォローしているアカウントの投稿が流れてきますが、「発見タブ」は、ユーザーの興味関心に基づいた投稿が表示されるようになります。
そして、表示されるユーザーはフォロワー外が多いため、新たに興味を持ってもらえる層に接触できる可能性が高いのです。
つまり、「発見タブ」はまだあなたの商品・サービスを知らないユーザーに認知してもらえるチャンスの場と言えます。
発見タブに表示されやすい投稿とは
公式ページでは、このような記載があります。
Instagramの発見タブは、フォローしていないアカウントで新しいものを発見できるようにするためのもので、写真やリール動画などのおすすめが表示されます。それらのおすすめは、利用者の興味・関心に関連していたり、利用者が以前にアクションを行ったコンテンツと類似していたりすることがあります。
Instagramヘルプセンターより
発見タブに表示される投稿は、次のようなさまざまな要素に基づいて自動的に選択されたものです。
・フォローしているInstagramアカウント
・Instagramで「いいね!」した写真や動画
・Instagramでのつながり
このように、「発見タブ」への表示を目指すには、既存のユーザーのリアクションが大事になってきます。
そのために、保存して見返したくなるような工夫をしましょう。
「保存」は後から見返したときにしかタップせず、その投稿の重要性を図るのに重要視されています。また、保存されるとその後にもいいねや、コメント、プロフィールへアクセスなどリアクションしてもらえる可能性が高まります。なので保存して見返したくなるような工夫をしましょう。
ポイントは、その投稿を見ただけで完結できるような内容にすることです。
<投稿の中で記載する項目例>
・値段
・商品名
・エリア
・レシピ
・営業時間
また、アカウント全体に統一感を出し、ユーザーへアカウントジャンルを認識させることも大事です。
例えば、発見タブで「いいな!」と思った投稿を発見→他の投稿を見にホームに行く→アカウント全体を見る。
この流れのときに、統一された投稿の方がより興味を持ってもらいやすいため、アカウント全体で統一感を持たせることも大事です。
まとめ
・「発見タブ」は新規ユーザーとの接触に有効な機能
・リサーチ用にも「発見タブ」は使える
・「発見タブ」に表示されるには、エンゲージメントが大事
以上、今回は弊社のInstagramでバズった投稿から、【発見タブ編】についての紹介でした。
発見タブはフォロワー以外からの流入のチャンスです。うまく活用させて、新たなユーザーに届けていきましょう!
5回に渡ってお届けしてきました「【2023年度版】Instagramでバズる投稿をつくる5つの方法」。いかがでしたでしょうか。
実際私がInstagram運用していく中で、わからなくて苦戦したことや、なるほど!と思ったことを中心に紹介してきました。
「発見タブ」に表示されるようになる「保存数」が多い投稿を作ったり、アカウントの方向性を決めるのもアカウントごとに訴求したいことが違ってくるのでなかなか難しいかと思います。
そこであなたのアカウントにあったフィードバックも可能なので、ぜひご気軽に弊社にお声がけください。