この記事は前回の記事【①投稿タイミング編】、【②構成・投稿テキスト編】 、【③ハッシュタグ編】の続きとなります。
弊社がInstagramの運用を支援をしている企業様の投稿で
エンゲージメント(投稿に反応したユーザーの割合)が高い投稿、いわゆるバズ投稿になったポイントを項目別に紹介しています。
今回は
- 投稿タイミング
- 構成(投稿テキスト)
- ハッシュタグ
- 交流
- 発見タブ
の中で、【4.交流】編。
ユーザーとの交流について深堀りしてご紹介します。
交流とは、コメントやいいねボタンを使ってのユーザーとのやりとりのことを指します。
ユーザーとの交流は、ただ単にコミュニケーションをとるためと思われがちですが、実はそれ以外にもinstagramを攻略するための重要な施策の1つとも言えます。
また、過去記事で紹介したポイントは、ある程度事前準備が必要でしたが、今回紹介する「交流」については事前準備は特に必要ありません。
この記事を読んだ後、すぐに実践できる項目ですので、まだ行っていない方は今すぐ取り入れてみてくださいね。
既にユーザーとの交流をされている!という方は、「コメント返信以外にも」のパートから読んでもOKです。
このノウハウが、Instagram運用で悩んでいる方の手助けになれば嬉しいです。
※本記事での「バズった投稿」とは、エンゲージメント率が高かった投稿を指しています。
※この記事はこんな方へおすすめです
・Instagram運用担当者さま
・これからInstagram運用を頑張っていきたい方
交流とは
まず交流とは何かを改めて確認しましょう。
交流とは、あなたのアカウントとユーザーとのコメントやリアクション、DMなどの直接のやりとりのことを指します。
企業アカウントの場合、個別のDMに全て返信するのは難しいかもしれません。
しかし、外部からも見ることができるコメント欄では、返信や、いいねなどリアクションするようにしておくことをおすすめします。
なぜ、リアクションをするとよいのかを、1つずつ紹介します!
ユーザーと交流をするメリット
【1】instagramに多く表示されるようになる
Instagramはあなたのアカウントとより密に繋がっているユーザーに、より多く表示されるような仕組みになっています。
instagramの公式でも
Instagramフィードには、
・あなたがフォローしているアカウントによる投稿
・おすすめの投稿
・あなたにとって興味深く関連性が高い可能性があるビジネスの広告
などが表示されます。
〜引用 Instagramヘルプセンター〜
と記載がされてています。
よって、ユーザーとの交流を密にすることによって、ユーザーへあなたの投稿がより多く表示され、目にしてもらえる可能性が高まるというわけです。
【2】すぐに実践できる
また、すぐに実践できるのもメリットの1つです。
投稿ネタや方向性に関しては、ある程度の事前準備が必要になってきます。
しかし、コメントの返信となれば一言程度を返信するので事前準備は必要ありません。
Instagram運用のはじめの一歩としても最適です。
※まだ始めたてのアカウントや、コメントがつきにくいアカウントでは、まずはユーザーにリアクションをしてもらう必要があります。
ユーザーからのリアクションを促すための詳しい方法については、過去の記事(【②構成・投稿テキスト編】の「ユーザーに行動してもらう動線をつくる」)をご覧ください。
【3】すぐに実践できる
コメント返信を行うメリットの3つ目は、ユーザーの承認欲求が満たされることです。
想像してみてください。
あなたが普段使用しているモノやサービスを投稿した際に、公式アカウントから直接コメントが来たら「私の投稿を見てくれている!嬉しい!」と感じると思います。
そのようなユーザーの承認欲求を満たす体験を、あなたのアカウントでも提供してみましょう。
「直接ユーザーの声が届いた!」
「この企業(サービス)は、ユーザーの声に耳を傾けてくれている」
と、より一層、あなたのアカウントや商品・サービスについての投稿をしてくれたり、アカウントにコメントを寄せてくれるかもしれません。
その積み重ねにより、あなたの企業のファンになっていく可能性が高まります。
私が運用しているアカウントでも、地道なコミュニケーションによって、毎投稿コメントしてくれているユーザーが複数名見受けられます。
アカウント運用をしていくと、投稿の伸びによって一喜一憂することもあると思いますが、安定したファンからのコメントが励みにもなりますよ。
コメント返信以外にも
ストーリーズのアンケート機能を使って、ユーザーへアクションを促すのもおすすめです。
流れてきたストーリーズに気軽にリアクションをとってもらえるように、
「〇〇と〇〇、あなたはどっち派?」や「もう◯◯見た(試した)? はい/いいえ」など、答えやすいような質問にするのがおすすめです。
【注意】ルールを設ける
コメント返信をする際に、戸惑わないように一定のルールを決めておくことも大切です。
同一の投稿内で同じユーザーと何度もコメントをやり取りすると、他のユーザーから特別扱いしているようにも捉えられ兼ねないため、「同一の投稿内で同じユーザーへのコメントは1回」と回数のルールを決めておくとよいでしょう。
ほかにも
・コメントを否定しない返信
・コメント返信は1日1回のみ
など、担当者が変わってもコメント返信が滞らないような仕組みを作っておくこともおすすめです。
まとめ
・投稿にきたコメントには必ず返信やいいねをしよう!
・ストーリーズでアンケート機能を使ってみよう!
・コメント返信のルールを決めよう!
以上、今回は弊社のInstagramでバズった投稿から、【交流編】についての紹介でした。
コメントで直接コミュニケーションを取ることによって、ユーザーの生の声を聞けるほか、
あなたの企業やサービスのファンになってくれる可能性も大です。
ぜひ、ユーザーとたくさんコミュニケーションをとって、あなたのファンを作っていきましょう!
今回紹介した事例で、まだ取り入れていないポイントがあればぜひ取り入れてみてくださいね。
今回は最新の情報を紹介しましたが、
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