ホーム » SNSマーケティング » SNS運用に向いているAIツール10選!活用するメリットや注意点も解説

SNSマーケティング

SNS運用に向いているAIツール10選!活用するメリットや注意点も解説

2024年08月11日

SNSはビジネスにおいて、新規顧客獲得やファン育成のためにも使われるツールとなっています。 一方で、SNSを運用していくには時間と労力が必要です。 AIを活用することでコンテンツ作成や分析時間が短縮で […]

SNSはビジネスにおいて、新規顧客獲得やファン育成のためにも使われるツールとなっています。

一方で、SNSを運用していくには時間と労力が必要です。

AIを活用することでコンテンツ作成や分析時間が短縮でき、効率的な運用が可能となります。

本記事では、SNS運用に向いているAIツールを10個紹介します。

AIを活用するメリットや注意点も解説しているため、AIによる効率的なSNS運用をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:【2023年最新版】SNS利用者数をランキングで紹介!日本で人気のある9つのSNSの特徴についても解説

\ テンプレ付き資料! /

今日から真似してすぐに始められます!

SNS運用に活用できるAIツール一覧

SNS運用に活用できるAIツールを、活用しやすいSNSごとに分けて紹介します。

AIツール活用しやすいSNS公式HP
GrokX(旧Twitter)https://x.ai/
ClaudeX(旧Twitter)https://claude.ai/new
GeminiX(旧Twitter)https://gemini.google.com/app?hl=ja
ChatGPTX(旧Twitter)、Instagramhttps://openai.com/chatgpt/
CanvaX(旧Twitter)、Instagramhttps://www.canva.com/
Runway Gen-2Instagram、TikTokhttps://research.runwayml.com/gen2
FlexClipTikTokhttps://www.flexclip.com/jp/
CapCutTikTokhttps://www.capcut.com/my-edit
ChitChopTikTokhttps://www.chitchop.com/tool
Magic AnimatesTikTokhttps://magicanimates.com/ja

各AIには特徴があるため、使用するSNSによってAIを選ぶ必要があります。

SNS運用をする際は、運用するSNSにあったAIを活用するようにしましょう。

X(旧Twitter)に向いているAIツール3選

X(旧Twitter)に向いているAIツールを3つ紹介します。

AIツール特徴主な活用方法費用
GrokX(旧Twitter)からリアルタイム情報が得られる・投稿文のアイデア、企画出しができる
・テーマに沿った投稿文が作成できる
月額1,960円〜
Claude長文処理が得意・アカウント分析をしてユーザーに合った投稿作成ができる
・自然な文章生成が得意
・無料
・月額20ドル
GeminiGoogleが出している生成AI・テキストだけでなく画像の情報からも、投稿文の作成ができる
・最新の情報を収集できる
・無料
・月額2,900円

Xはプレミアムに未加入の場合140文字という制限があるため、短い文章の中に伝えたい情報を入れる必要があります。

文章が重視されるXには文章生成が得意なAIツールが向いていると言えるでしょう。

また、AIを使えばXの運用データを分析することも可能です。

AIを使用してXを分析する際のやり方やポイントを知りたい方は、下記記事をご覧ください。

関連記事:AIでX(旧Twitter)のデータ分析は可能?やり方やメリットを解説

Instagramに向いているAIツール3選

Instagramに向いているAIツールとして、以下3つが挙げられます。

AIツール特徴主な活用方法費用
ChatGPTアイデア出しから投稿内容作成、ハッシュタグ選定まで可能・テキストによる指示だけでなく、画像や音声情報からも投稿作成ができる
・文章生成はもちろん画像生成も可能
・コメントやDMへの返信パターンも作成可能
・無料
・月額20ドル
Canva画像生成に向いているツール・テキストからの画像生成が可能
・「マジックライト」で文章作成もできるため台本作成も可能
・無料
・月額900円~
Runway Gen-2テキストや動画から動画作成が可能・動画撮影をしなくてもリールの作成ができる
・生成された動画内の動きやスピードを微調整できる
・月額12ドル~

Instagramの投稿には「フィード」と「リール」があるため、画像や動画生成ができるAIツールが向いています。

AIを使用してInstagramの投稿を自動化する方法は、以下記事をご覧ください。

関連記事:AIを活用してインスタ投稿を自動化する流れは?必要なツールや注意点も解説

TikTokに向いているAIツール4選

TikTokに向いているAIツールを4つ紹介します。

AIツール特徴主な活用方法費用
FlexClip初心者でも操作しやすいツール・6,000以上のテンプレートから動画編集が可能
・台本や原稿からTikTokの動画作成が可能
・無料
・月額9.99ドル~
CapCutパソコンからもスマートフォンからも編集可能・テキストから動画作成ができる
・背景画像の生成、変更、削除ができる
・無料
・月額1,080円〜
ChitChop200種類以上のチャットボットを搭載・動画作成だけでなく台本作成も可能
・AIバーチャルキャラクターを使用してゲームができ、それをライブ配信に活用できる
・無料
Magic Animate画像に動きを与えられる・動きを指定して画像をドロップすれば、画像に動きを与えられる
・専門知識や難しい操作はないため、比較的簡単に操作できる
・無料

特にChitChopはTikTokを運営するバイトダンスのAIツールです。

TikTokはショート動画がメインのため、動画作成ができるAIツールが向いているでしょう。

上記4つ以外で活用できるAIツールが知りたい方は、以下記事をご覧ください。

関連記事:【無料・有料】TikTokで活用できるAIツール10選!投稿する手順や注意点を解説

SNS運用でAIを活用するメリット

SNSを運用する工程には、下記のようなものがあります。

  • アイデア出し
  • 台本・投稿文作成
  • 画像作成
  • ハッシュタグ選定

上記の作業は多岐にわたり、工数もかかります。

そこで、各作業を簡略化できるAIを選んで活用することで、作業時間を大幅に削減することができます。

ぞれぞれの工程の時間を削減できると着手から公開までのサイクルを短くでき、限られた時間で多くのコンテンツを制作できるでしょう。

また、少ない人数でSNS運用を行っている場合はアイデアが限定的になってしまうこともあります。

そんなときもAI(主に対話型AI)を活用すれば施策の壁打ちができるため、いままで思いつかなかったようなアイデアを見出せることもあります。

アイデアの種類が増えれば、マンネリ化によるユーザーの離脱を防ぐこともできるでしょう。

SNS運用でAIを活用する注意点

AIから得られる回答は正しいものとは限らないため、SNS運用でAIを活用する際はAIの回答が正しいかどうか確認が必要です。

とくにAIの学習データは、最新情報でない可能性があります。

例えばChatGPTの場合、有料版でも2023年12月までのデータをもとに回答しています。

Geminiのように最新情報をもとに回答してくれるツールでも、学習データや提示したデータに偏りがあると、間違った結果を出すケースは少なくありません。

正しくない情報にもかかわらず、AIの情報を信じてそのままインターネット上にアップしてしまうとアカウントの信用を毀損してしまう可能性があります。

AIの回答が正しいかどうか、確認をしてから投稿するようにしましょう。

また、AIはプロンプトに入力したデータを学習します。

個人情報や機密情報を入力すると、個人情報や機密情報を学習してしまい、他ユーザーへの回答として流出する恐れがあります。

データが流出しないように、入力したデータを学習させないオプトアウト設定をしましょう。

AIを使ってSNS運用をはじめる流れ

AIを使ってSNS運用をはじめる流れ

AIを使ってSNS運用をはじめる際は、以下の流れに沿って進めましょう。

  1. 目標を設定する
  2. 目的やターゲットを決定する
  3. AIツールを選定する
  4. データ収集をする
  5. AIツールを使ってコンテンツを作成する
  6. コンテンツをSNSに投稿する
  7. 分析・改善をしながらSNS運用を継続する

また、このような流れを運用マニュアルに記載すれば誰でも同じように業務を遂行できるようになります。

マニュアルでは情報の取り扱い方も決められるため、属人化を予防するだけでなくトラブルを防ぐことにもつながるでしょう。

関連記事:SNS運用マニュアルの作り方!作成手順や例、運用代行会社も解説

AIでSNSの運用データを分析する方法

AIでSNSの運用データを分析する一般的な方法は、以下のとおりです。

  1. 顧客データや投稿データをExcelまたはスプレッドシートにまとめる
  2. CSVファイルで保存する
  3. CSVファイルをAIツールに添付する
  4. 分析してほしい項目を指示する

とはいえ、使用するAIツールによってはファイルを添付できないものもあります。

分析方法が異なる場合もあるため、使用するAIツールを適切に選定したうえでSNS分析を指示しましょう。

SNS分析で活用できるAIツールは、以下3つです。

  • ChatGPT
  • Gemini
  • Claude

同じ指示を出しても異なる回答が返ってくるため、3つとも使用して回答を比較すると精度の高い分析ができるでしょう。

AIを使って効率的にSNS運用をしよう

X(旧Twitter)やInstagram、TikTok、それぞれのSNS運用に向いているAIツールを活用することで、効率的にSNSを運用できます。

しかし、生成された回答が嘘の情報だったり、AIから機密情報が流失したりする恐れもあるため、AIを使用する際は注意が必要です。

SNS運用に時間と人材をかけられない場合は、プロに運用を任せる方法もあります。

株式会社kazeniwaの「SUP」では、SNSのプロが運用を代行し、顧客獲得やファン化をサポートします。

SNS運用したいけど自社だけでは難しいと悩んでいる場合は、ぜひご相談ください。

この記事を共有する