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クローズドコミュニティとは?オープンコミュニティとの違いや種類を解説

2024年01月15日

不特定多数の人に発信するコミュニティではなく、限定された空間のクローズドコミュニティが注目を集めています。クローズドコミュニティでは自社を応援するユーザーが参加できるため、情報の密度を高められるのが特 […]

不特定多数の人に発信するコミュニティではなく、限定された空間のクローズドコミュニティが注目を集めています。クローズドコミュニティでは自社を応援するユーザーが参加できるため、情報の密度を高められるのが特徴です。

本記事では、クローズドコミュニティとオープンコミュニティの違いや種類をまとめました。

クローズドコミュニティの開設方法もわかるので、熱量の高いユーザーとつながれるコミュニティ運営を検討中の方は参考にしてください。

クローズドコミュニティとは会員制やプライベートな「閉ざされたコミュニティ」

クローズドコミュニティとは会員制やプライベートな閉ざされたコミュニティを指し、オンラインサロンが例として挙げられます。

不特定多数の人が集まるオープンコミュニティと異なり、クローズドコミュニティは価値観の近いユーザーが集まる空間です。

なお、XやInstagramなどがオープンコミュニティとなります。クローズドコミュニティが注目されている理由は、ユーザーが求めるコミュニティ形成の変化が影響しているためです。

不特定多数の人と接点を持つのではなく、価値観を共有できる人が集まるコミュニティをユーザーは求めています。

そのため、同じ熱量を持つユーザーのみ参加するクローズドコミュニティが注目を集めているのです。

クローズドコミュニティとオープンコミュニティの違い

クローズドコミュニティの魅力は、以下の3つです。

  • コミュニティの生産性が高まる
  • 必要とする人にのみ情報を届けられる
  • 親密な関係を構築できる

オープンコミュニティとの違いを交えながら解説します。

コミュニティの生産性が高まる

プライベート空間となるクローズドコミュニティは、自社コミュニティの生産性を高められます。

クローズドコミュニティには自社に興味を持つユーザーのみ集まるため、コミュニティを活性化しやすいのが特徴です。オープンコミュニティと異なり、イタズラで炎上させるような人はいません。

そのため、クローズドコミュニティはアイデアやノウハウが集まりやすい環境を形成しやすく、質の良いコミュニティ運営が可能です。

必要とする人にのみ情報を届けられる

クローズドコミュニティでは、必要とする人にのみ情報を配信できます。価値観の近い人との交流やスキルアップなど、目的を持ってコミュニティに参加するユーザーがほとんどです。

たとえば、イベント情報を掲載する際、オープンコミュニティでは不特定多数の人に告知できるメリットがあります。

しかし、逆を言えば自社に愛着を抱くユーザーに情報が届きにくい可能性を考慮しなければなりません。

つまり、クローズドコミュニティでは参加者のニーズを踏まえた価値を提供できるため、顧客満足度を向上できるのが利点といえるでしょう。

親密な関係を構築できる

クローズドコミュニティでは、ユーザーと長期的な関係を作れます。既存ユーザーと接点を持ちやすい環境が、プライベート空間となるクローズドコミュニティです。

クローズドコミュニティとオープンコミュニティには、以下の違いがあります。

クローズドコミュニティ自社に愛着を持ってもらいやすい
オープンコミュニティ認知拡大や新規集客しやすい

したがって、ユーザーと交流しロイヤルカスタマーを増やしたいときは、クローズドコミュニティがおすすめです。

関連記事: ロイヤルカスタマー戦略とは?重要性や具体事例、ロイヤルカスタマー戦略を始めるための4stepを解説

クローズドコミュニティの種類

クローズドコミュニティは、4種類あります。

  • コミュニティ型 | 同じ価値観を持つユーザー同士が交流できる
  • スキルシェア型 | ユーザーにノウハウや学びの場を提供する
  • ファンクラブ型 | ファンが集まり活動を応援する
  • プロジェクト型 | 組織となってひとつの企画を進めていく

各タイプの特性を見ていきましょう。

コミュニティ型 | 同じ価値観を持つユーザー同士が交流できる

コミュニティ型では同じ趣味や目標などを持つユーザー同士が集まり、情報交換や悩みを相談できるといった交流ができます。

価値観が近いため、精神的なつながりを大切にできるのが利点です。また、クローズドコミュニティでは少人数制にしている場合も多く、コミュニティ運営側とユーザーが直接やり取りしやすいメリットもあります。

オンラインミーティングや交流会などを開催することで、メンバー同士がモチベーションを高め合える環境を構築可能です。

スキルシェア型 | ユーザーにノウハウや学びの場を提供する

スキルシェア型では、コミュニティを運営するオーナーがユーザーに専門知識やノウハウをシェアできます。

学びを目的とするユーザーに適したタイプのため、クローズドにすることでより専門性の高いスキルを習得できるのが特徴です。

オンラインセミナーやメンバー同士で勉強会、オーナーに直接質問できるなど、ユーザーがスキルアップできる環境を提供できます。

同じ熱量を持つユーザーが集まるため、価値のある時間を過ごせるのがスキルシェア型の魅力です。

ファンクラブ型 | ファンが集まり活動を応援する

ファンクラブ型では、ユーザーがファンとなってコミュニティを運営するオーナーを応援します。アイドルやスポーツチーム、インフルエンサーなど、主に著名人がオーナーとなって情報を発信するタイプです。

プライベート空間に近い環境のため、ユーザーはオーナーを身近に感じられるメリットを得られます。

また、情報をいち早く得られるほか、熱量の高いユーザー同士の交流が活発なのもクローズドの良さです。

ひとりで活動を見守るのとは異なり一体感を得られるため、オーナーの活動をより深く支援できます。

プロジェクト型 | 組織となってひとつの企画を進めていく

プロジェクト型では運営側の目標や企画に賛同するユーザーが集まり、一緒にプロジェクトを進めていきます。

プロジェクトの進捗を共有したり、意見を出し合ったりして進行できるため、ユーザーが積極的に参加できる場を設けられるのが魅力です。

モチベーションを高め合う仲間を作れるだけでなく、主体的に活動することが求められることからユーザーのスキルアップも期待できるでしょう。

組織となってひとつの企画を進められるため、ユーザーとのつながりを深めやすいのもプロジェクト型の利点です。

クローズドコミュニティを開設する方法

クローズドコミュニティ開設方法を紹介します。

  • クローズドSNSを活用する
  • プラットフォームを利用する

それぞれの特性を踏まえたうえで、自社に適したクローズドコミュニティ運営を検討してみてください。

クローズドSNSを活用する

クローズドなSNSを活用することで、コアなユーザーと濃密な関係を構築できます。プラットフォームと比較すると、コストを押さえてコミュニティを作れるのが特徴です。

また、SNSのため誰でも迷わず使いやすいメリットもあります。クローズドなSNS例は、以下の通りです。

  • LINE
  • Facebook
  • mixi
  • Slack
  • Discord

写真や動画、つぶやき投稿などをメインに配信したい場合は、クローズドSNSが適しています。

プラットフォームを利用する

サイト構築に関する知識がない方は、プラットフォームの利用がおすすめです。プラットフォームはシステムや仕組み、機能がすでに構築されているため、すぐに運営をスタートできます。

プラットフォームを利用する利点は、以下の通りです。

  • 悪質なユーザー少なく、コミュニティ内の風紀が保たれる
  • 利用するプラットフォームによっては、コミュニティ分析ができる
  • 自社のイメージに合わせてカスタマイズできる

とはいえ、プラットフォームを利用する場合、使用料がかかる点を考慮しなければなりません。豊富な機能やコンテンツを活用しながらクローズドコミュニティを運営したいときは、プラットフォームがおすすめです。

関連記事:オンラインコミュニティの作り方|各工程でのチェックポイントも解説

まとめ:クローズドコミュニティ運営にはプラットフォームの活用がおすすめ

クローズドコミュニティは会員制やプライベートな閉ざされた空間となっているため、同じ熱量を持つユーザー同士が集まります。

交流型やスキルシェア型など目的に合わせたコミュニティを運営することで、ユーザーの満足度をより高められるのがクローズドコミュニティの魅力です。

弊社kazeniwaの「DISCO」では、ユーザーのモチベーションを高められるコンテンツや機能が揃ったコミュニティを開設できます。

ロイヤルカスタマーを増やすクローズドコミュニティ運営のプラットフォームをお探しの方は、お気軽にご相談ください。

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