競合企業との差別化や自社のブランド価値を高めるためにおすすめのツールが、オンラインコミュニティツールです。
オンラインコミュニティツールの種類は幅広く、自社に適したものがわからないと悩む企業も少なくありません。
本記事では、オンラインコミュニティツールの概要や選び方、おすすめのツールを解説します。
自社のニーズに合ったオンラインコミュニティツールを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
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オンラインコミュニティツールとは「ユーザーと接点を持つためのシステム」
オンラインコミュニティツールとは、オンライン上で企業とユーザーが接点を持つための支援をするシステムのことです。
ツールを活用してオンラインコミュニティを構築することで、下記のプラットフォームを統合できる特徴があります。
- コンテンツ投稿
- メール
- チャットツール
- Q&A
- ナレッジベース
- 問い合わせホーム
オンラインコミュニティにより企業とユーザーの親密度や信頼度が高まり、LTV(顧客生涯価値)の向上やロイヤルカスタマーの増加が期待できます。
コミュニティ運営を成功させたい企業は、オンラインコミュニティの立ち上げを支援するツールを利用すると良いでしょう。
なおオンラインコミュニティツールは、社内コミュニケーションツールやSNSなどのコミュニティプラットフォームの意味で使われる場合があります。
関連記事: LTVとは?重要性や最大化するためのマーケティング施策をわかりやすく紹介
オンラインコミュニティツールでできること
オンラインコミュニティツールでできることは、下記の3つです。
コミュニティ構築 | コンテンツ投稿やDMなど、コミュニティサイトを作れる |
コミュニティ管理 | 誹謗中傷や不適切な投稿などに迅速に対応し、コミュニティの安全性を確保する |
データ活用 | コミュニティ分析機能やデータ連携などを活用し、自社ビジネスの改善・向上を図る |
オンラインツールを利用することで、どなたでも簡単にオンラインコミュニティを運営できるメリットがあります。
また、データを分析したりユーザーの声を直接聞いたりすることにより、ロイヤルカスタマーに寄り添った商品やサービスを生み出せるでしょう。
関連記事:オンラインコミュニティとは?種類や作り方、成功事例について紹介
オンラインコミュニティツールを選ぶ5つのポイント
オンラインコミュニティツールを選ぶポイントは、下記の5つです。
- 力を入れたい機能が実装されている
- ユーザーが参加しやすい機能が充実している
- 自社の世界観を構築できる
- データ活用機能がついている
- サポート体制が整っている
選び方を理解したうえで、自社に合ったオンラインコミュニティツールを見つけましょう。
力を入れたい機能が実装されている
オンラインコミュニティツールを選ぶ際は、自社が何を目的として、オンラインコミュニティを運営するのかを明確にすることが大切です。
オンラインコミュニティツールによって、強みとなる機能やサービスは異なります。
例えば、ユーザー同士の交流を目的とする場合、下記の機能があるとコミュニティが盛り上がるでしょう。
- コンテンツ投稿
- 投稿へのリアクション
- フォロー機能
- DM
- グループ作成
自社が力を入れたい機能が実装されているオンラインコミュニティツールを選ぶと、マーケティング施策としての成果が期待できます。
ユーザーが参加しやすい機能が充実している
オンラインコミュニティの活性化を図るためには、ユーザーの参加しやすい機能が充実していることが重要です。
ツールを選ぶうえでは、ユーザーが何を求めてオンラインコミュニティに参加しているのかを理解していなければ、離脱につながってしまいます。
例えば、料理好きなユーザーが集まるオンラインコミュニティの場合、テーマを決めてオリジナルレシピの投稿を促すことをおすすめします。
また、参加回数や発言数などに応じてバッジや称号を付与する機能があれば参加率を上げられるため、オンラインコミュニティに活気が出るでしょう。
自社の世界観を構築できる
テーマに合う機能が実装されているかが、チェックポイントです。
自社の世界観をユーザーに認知してもらえることが、オンラインコミュニティを作るメリットとなります。
また、競合企業との差別化を図るためには、ロゴやテーマカラーの設定といったカスタマイズの自由度も重要です。
ユーザーが快適にコミュニティを利用できるよう、デザインや動線をしっかり設計できるツールかチェックしましょう。
データ活用機能がついている
オンラインコミュニティツールを選ぶときは、データ活用の機能面を確認しましょう。
オンラインコミュニティを成功させるためには、ユーザー行動やコミュニティの熱狂度を測れるデータ分析が必要不可欠だからです。
データを早期に把握できると、迅速に改善できます。
データ活用機能例は、下記の通りです。
- ファンファインダー
- コミュニティ分析機能
- レポート機能
- GoogleAnalytics連携
- CRM連携機能
なお、実際にデータ管理画面を操作してみて、利用のしやすさやデータの見やすさを判断するのがおすすめです。
関連記事:CRM施策とは?実施する手順、施策例をまとめて解説
サポート体制が整っている
オンラインコミュニティツールを利用する場合、保守的なサポートとコミュニティ運営に関するサポートの両方をチェックしましょう。
自社のオンラインコミュニティの活性化を図るには、企画や運営体制が整っていなければ成果を得られないためです。
また、運用中にトラブルが発生したときに、迅速に対応ができるか確認しましょう。
オンラインコミュニティ運営する際、どのようなサポートを提供してくれる会社か把握したうえで利用を検討します。
【有料】おすすめのオンラインコミュニティツール3選
有料のおすすめオンラインコミュニティツールを3つ紹介します。
- DISCO | 自社ブランドのファン作りを支援
- commmune | 幅広い機能を運用可能
- coorum | ロイヤル顧客を軸としたコミュニティ運営
DISCO | 自社ブランドのファン作りを支援
DISCOは、ブランディング力を向上させてファン作りを支援するSaaSサービスオンラインコミュニティツールです。
ファンを醸成してブランド価値を高め、安定した売り上げを作れます。
DISCOの特徴は、下記の通りです。
- ファンマーケティングに必要な機能が充実している
- コミュニティを自由にカスタマイズできる
- 課金機能やCRM連携機能などの実装もできる
コミュニティ運営や企画、支援などあらゆるサポートを提供しています。
SNSより、収益や口コミ向上につながる施策を実施したい企業向きのツールです。
commmune | 幅広い機能を運用可能
commmuneは、オンラインコミュニティに関するあらゆる機能を利用できるカスタマーサクセスプラットフォームです。
オンラインコミュニティ施策を成功させられるよう、戦略検討から運用サポートまで幅広く支援してくれます。
commmuneの特徴は、下記の通りです。
- 手厚い運用サポートを受けられる
- コミュニティに必要な機能をすべて提供している
- 専用アプリもあるためプッシュ通知で情報を届けられる
LTV向上や新規顧客獲得、インサイト発掘など自社にあった活用が可能です。
coorum | ロイヤル顧客を軸としたコミュニティ運営
coorumは、ロイヤル顧客を起点としたサービスを提供するオンラインコミュニティツールです。
コミュニティ運営からユーザーのデータ分析を行い、ファンの育成やLTVの最大化を実現させるサービスを提供しています。
coorumの特徴は、下記の通りです。
- ロイヤル顧客の育成から分析までの支援を受けられる
- ファンコミュニティで個々の行動ログを時系列で分析できる
- UGC生成や投稿チェックなどニーズにあった機能を実装できる
coorumは、ロイヤルカスタマーをターゲットとしたオンラインコミュニティツールを探している企業に適しています。
【無料】おすすめのオンラインコミュニティツール2選
オンラインコミュニティツールには、無料ではじめられるものもあります。
ここでは、無料でも利用できるおすすめオンラインコミュニティツールを2つ紹介します。
- Discord | 参加したくなる仕掛けが充実
- Facebook | 低コストで気軽に運用可能
Discord | 参加したくなる仕掛けが充実
Discordはボイスとビデオ機能、テキストを使ってつながれるオンラインコミュニティツールです。
必要に応じて課金できるため、運用コストを抑えてオンラインコミュニティを運用できます。
Discordの特徴は、下記の通りです。
- メンバーの権限を個別に設定できる
- 過去の履歴を保持できる
- コンテンツ別にチャンネルを作れる
ボイスチャットも可能なため、テキストチャットとは異なる交流を楽しめるのも魅力です。
シンプル、かつ万人向けのコミュニケーションツールを利用したい企業にDiscordは適しています。
Facebook | 低コストで気軽に運用可能
Facebookは代表的なSNSのひとつで、認知度が高い理由からユーザーが利用しやすいオンラインコミュニティツールです。
アンケートやライブ配信など、コミュニティツールに必要な機能が充実しています。
Facebookの特徴は、下記の通りです。
- 実名登録のため安全性の高いコミュニティを作れる
- コミュニィツールに必要な機能が無料で使用できる
- クローズドな空間も作成できる
Facebookは実名制のため、過激な発言や炎上といったことが起こりにくく、メンバー同士のトラブルを回避できます。
低コストで質の高いオンラインコミュニティを作りたい企業向けのツールといってよいでしょう。
LTV向上にはオンラインコミュニティツールの活用がおすすめ
オンラインコミュニティツールの活用により、企業とユーザーの接点が増えるため信頼度や熱狂度を高められます。
オンラインコミュニティを運営する目的を明確にすることで、自社にあったコミュニケーションツールを見つけやすくなるでしょう。
なお、弊社kazeniwaの「DISCO」はファンマーケティングに必要な機能が揃っており、簡単にコミュニティ運営をはじめられます。
コミュニティを活性化するための企画や運営などの支援もしているため、オンラインコミュニティツールをお探しの方は、ぜひお問い合わせください。