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ファンマーケティングの代表的な施策8選!KPIを設定するポイントも解説

2023年11月09日

ファンマーケティングの施策には、さまざまなサービスが活用できます。 とはいえ、どの施策が自社に適しているのか悩む方もいるのではないでしょうか。 ファンマーケティング施策を成功させるためには、自社のター […]

ファンマーケティングの施策には、さまざまなサービスが活用できます。

とはいえ、どの施策が自社に適しているのか悩む方もいるのではないでしょうか。

ファンマーケティング施策を成功させるためには、自社のターゲットに合った施策とゴールへ向けた指標の設定が重要です。

本記事では、ファンマーケティングの代表的な施策を8つご紹介します。

ゴールへ向けた目標数値の設定方法も解説しますので、自社に適した施策を実施してファンマーケティングを成功させましょう。


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ファンマーケティングに活用したい施策8選

ファンマーケティングの代表的な施策は以下8つです。

  • 1.SNSの運用 | 企業の情報を発信しファンとの関係を強化できる
  • 2.ファンコミュニティの醸成 | 個人と企業がつながれる
  • 3.オンラインサロンの活用 | 熱量の高いファン層と交流できる
  • 4.サブスクリプションの有効活用| 限定サービスや商品を提供できる
  • 5.メルマガの配信 | ユーザーに合わせたコンテンツを発信できる
  • 6.紹介プログラムの実施 | デジタルツールの活用により素早く情報を拡散できる
  • 7.ライブの配信 | リアルタイムで企業の魅力を伝えられる
  • 8.サンプリング体験会の開催 | サービスの使用感を拡散してくれる

それぞれの特徴を知り、自社に適した施策を講じましょう。

1.SNSの運用 | 企業の情報を発信しファンとの関係を強化できる

SNS運用とは企業の商品やサービスについての情報を発信し、SNS上でファンとコミュニケーションをとる施策です。

「いいね」や「コメント」でファンとコミュニケーションがとれるため、関係性を強化できます。

また、SNSにはハッシュタグやシェア機能が付いており、ファンがほかのユーザーに企業の情報を積極的に拡散してくれるのもメリットです。

まわりにシェアしたくなるようなユニークな投稿やキャンペーンを実施すると、ファン増加につながります。

2.ファンコミュニティの醸成 | 個人と企業がつながれる

ファンコミュニティとは、ファンと企業が交流してつながりを深める施策です。

企業とファン、どちらからも情報を発信できるのが魅力とされています。

企業に関心を持つファンが参加するため、ロイヤルカスタマー向けのサービス改善に関する意見を取り入れやすいのがメリットです。

同じ価値観を持つファンが集まることで商品やサービスへの熱量が高まり、継続的な関係を作りやすくなります。

商品のレビューや口コミ投稿、ファン同士の交流ができるコンテンツを制作するとユーザーの声が聞けるでしょう。

3.オンラインサロンの活用 | 熱量の高いファン層と交流できる

オンラインサロンとは、オンライン上で提供される会員限定のコミュニティで熱量の高いファン層と交流できる施策です。

一般的に、オンラインサロンはクローズドなコミュニティで会費制を設けて運営している傾向があります。

自分と同じ熱量を持つファンのみ集まるため、価値観の違いや共感すべき点が異なるといったトラブルが少ないのも特徴です。

さらに限定情報や最新情報をいち早く入手可能となり、ほかのファンと差別化が図りやすく優越感を得られます。

ライブ配信で交流会を実施するほかサロンメンバーの体験談を聞くなど、コンセプト設計に合ったコンテンツ提供が可能です。

4.サブスクリプションの有効活用| 限定サービスや商品を提供できる

サブスクリプションとは、ユーザーが定額の費用を払って限定サービスや商品を受ける施策です。

会員限定の優遇措置により、ファンはお得感と特別感を得られます。

一般顧客との差別化をしたいときにも、サブスクリプションは有効です。

ファンだけのサービス提供により、企業への思い入れを深めてもらえます。

インターネットの普及によりファッションや飲食、日用品などあらゆるサブスクリプションを提供できるため、toC向け施策に最適です。

5.メルマガの配信 | ユーザーに合わせたコンテンツを発信できる

メルマガとは、発信者となる企業からファンに直接情報を配信する施策です。

ファンにあったコンテンツを届けられるため、ダイレクトに響きやすいのがメルマガの特徴となります。

顧客情報があるということは、すでにリード以上のユーザーです。

必要なタイミングで開封ができる他、コンテンツ次第では貴社の魅力がより伝わるのがメリットです。

長期間にわたってフォローしやすいため、検討期間に時間を要するBtoB向けのファンマーケティング施策としても適しています。

6.紹介プログラムの実施 | デジタルツールの活用により素早く情報を拡散できる

紹介プログラムとは、ファンがほかのユーザーに企業のサービスや商品を紹介する施策です。

紹介先のユーザーが企業のサービスや商品を購入または利用した場合、紹介元のファンへ報酬が支払われるシステムとなります。

ユーザー同士の関係が構築されているほど信頼性が増し、購入に踏み切れるのが紹介プログラムのメリットです。

SNSといったデジタルツールを利用すれば、対面せずともスピーディーに企業の商品やサービスを紹介できます。

紹介のお礼として、デジタルギフト券や自社のクーポン券、ポイント付与といった特典を提供すると効果を得られやすいでしょう。

7.ライブの配信 | リアルタイムで企業の魅力を伝えられる

ライブ配信とは、企業がファンとの親交を目的としてリアルタイムで映像を配信する施策です。

企業がサービスや商品の魅力を伝えやすく、ロイヤルカスタマーの増加を見込めるのがメリットです。

また、リアルタイムでやり取りできるため一体感を得られるほか、ファンはコメントやスタンプを通じてコミュニケーションをとれます。

チャレンジ企画やQ&A企画など、ユーザーと一緒に盛り上がれるイベントを開催してみてください。

8.サンプリング体験会の開催 | サービスの使用感を拡散してくれる

サンプリング体験会とは限られたファンにサンプリングを提供し、サービスの使用感を発信してもらう施策です。

自社のサービスや商品を直接手にとってもらえるため、体験会を通じて企業への理解を深めてもらえます。

サンプリングを通して感想を口コミやSNSなどで発信してくれるため、認知度の低い商品を拡散できるのもメリットです。

サービスの体験を動画配信し、SNSに投稿するのもファンを増やす手法となります。

ただしポイントサイトで募集をかける場合、謝礼目的のユーザー参加が増えることになります。

募集媒体は目的に合わせて検討するとよいでしょう。

ファンマーケティング施策の戦略としてKPIを設定しよう

ファンコミュニティのKPI設定

ファンマーケティング施策には結果が求められます。

結果を正しく判断するためには、ゴールまでのKPIを設定するのが大切です。

KPIとは中核目標を意味し、ゴールへ向けた目標数値を指します。

目標へ到達するための進捗を正確に把握できるのが、KPIを設けるメリットです。

たとえばファンコミュニティ施策を実施する場合の最終的な目標(KGI)をロイヤルカスタマー増加にともなう売り上げアップとしてみましょう。

この場合、以下のようなKPI例が考えられます。

  • 会員数
  • 投稿数
  • 口コミ数
  • 継続率
  • Q&Aの回答数
  • シェア数
  • キャンペーンの参加数
  • アクションユーザー率

ファンマーケティング施策を成功させるためにも、KPIは数値計測が可能かつ最終目標と関連性のある指標を選びましょう。

関連記事:混同しやすいKGI・KPIを、表を用いてシンプルに解説

ファンマーケティングのKPI設計はSMARTにするのがポイント

ファンマーケティングのKPI設計は、SMARTを活用するのがポイントです。

  • 1.Specific「明確な目標を設定する」
  • 2.Measurable「数値計測が可能な指標を選ぶ」
  • 3.Achievable「達成が可能な目標数値を設定する」
  • 4.Relevant「最終目標と関連性の高いKPIを選ぶ」
  • 5.Time-bound「目標達成までの期限を設ける」

SMARTを使い、KPIの効果を高めましょう。

1.Specific「明確な目標を設定する」

SMARTの「S」は「明確な」を意味するSpecificの頭文字からとったものです。

KPI設計をするときは、はっきりとした目標設定がポイントとなります。

目標が明確でないと、測定しづらく達成するのが難航するためです。

組織全体が認識を共有できるよう、具体的かつ明らかで確実なゴールを設定するのが大切です。

2.Measurable「数値計測が可能な指標を選ぶ」

SMARTの「M」は「測定可能」を意味するMeasurableの頭文字からとったものです。

KPIには、数値測定できる指標を選びましょう。

数値計測ができなければ、KPIを設計しても進捗状況を示せません。

また、結果を分析することで目標達成率を具体的に数値化できます。

メンバー全員がゴールに向けてアクションを起こせるよう、数値化できる内容を目標にするのが大切です。

3.Achievable「達成が可能な数値を設定する」

SMARTの「A」は「達成可能な」を意味するAchievableの頭文字からとったものです。

目標には、達成可能な数値を設定します。

目標の数値が高すぎると、組織全体の熱意が下がってしまう要因です。

また、具体性が乏しければ満足ゆく施策の計画を立てにくくなります。

モチベーションを上げられるよう、現実的に達成できる数値を決めましょう。

4.Relevant「最終目標と関連性の高いKPIを選ぶ」

SMARTの「R」は「関連性」を意味するRelevantの頭文字からとったものです。

KPIには、最終的な目標となるKGIと関連性の高い指標を設定してください。

最終的なゴールはKGIのため、確実に目的地へ到達できる目標を立てる必要があります。

たとえばファン化を目指すKPI設定の例は、NPSやセミナーの参加率です。

KPIを達成する目的の意図を見出すことで、目標達成へ向けてモチベーションを上げ、行動できるでしょう。

5.Time-bound「目標達成までの期限を設ける」

SMARTの「T」は「期限を決める」を意味するTime-boundの頭文字からとったものです。

KPIを設定するときは目標へ向けて、期限を設けるのがポイントとなります。

期限が長すぎると、必要以上に時間やコストがかかるためです。

また、あいまいな期限では目標達成へ向けたモチベーションの維持が難しくなるでしょう。

ゴールの期限を明確にし、遂行するための行動を逆算していくのが大切です。

まとめ:自社に最適なファンマーケティング施策を実施しよう

ファンマーケティングではSNSやライブ配信、ファンコミュニティなどさまざまな施策を実施できます。

自社のターゲットに合わせた施策を講じるのが、成功のカギです。

施策には必ず指標が必要なため、KPIを設定しましょう。

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