オンラインコミュニティを立ち上げる際に大切なのは、ユーザー目線です。
ターゲットユーザーがオンラインコミュニティをどのように探し、どのような基準で選ぶか理解することで、集客率や継続率を上げるための戦略を練られます。
本記事では、ユーザーがどうオンラインコミュニティを探すかのかを解説。
自社のオンラインコミュニティを成長させられるよう、運営ポイントを押さえましょう。
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ユーザーのオンラインコミュニティの探し方3選
ユーザーがオンラインコミュニティを探す方法は、主に3つあります。
- X(旧:twitter)やFacebookなどのSNSから探す
- 知人に紹介してもらう
- ネットで検索する
ユーザーの特性を知り、自社に合った方法で集客率を上げましょう。
1.X(旧:twitter)やFacebookなどのSNSから探す
オンラインコミュニティの探し方として、SNSを利用する方法があります。
SNSのハッシュタグ機能や検索機能から、オンラインコミュニティに関する情報をリサーチできるためです。
SNSは情報が拡散されやすいため、運営側もオンラインコミュニティの宣伝ツールとして活用している傾向があります。
オンラインコミュニティを探す場合、主に以下のSNSが使われています。
- X(旧:twitter)
- mixi
各SNSのコメント機能を利用すれば、オンラインコミュニティについて投稿しているユーザーへメッセージの送信も可能です。
手軽に情報をリサーチしやすいのが、SNSから探すメリットでもあります。
関連記事:Twitterの「コミュニティ」とは?スマホやPCでの作り方や参加方法を画像付きで解説!
関連記事:【完全保存版】Instagram集客を成功させるコツ厳選5選!注意点や企業の成功事例も紹介!
2.知人に紹介してもらう
知人や友人にオンラインコミュニティを紹介してもらうパターンもあります。
SNSの普及により、「コミュニティ内のオンラインイベントに参加した」といった投稿をする人もいます。その投稿がきっかけで、他の知人や友人がイベントに興味を持ち、参加につながることもあるのです。
SNSは直接会わなくてもネットを介してやり取りできるため情報を得られやすく、仲間内の情報は信頼性が高いのがポイント。
逆を返せば、友人紹介キャンペーンなどの施策を打つことで、コミュニティに誘導することも可能になります。
3.ネットで検索する
GoogleやYahoo!などでリサーチし、コミュニティに入会するユーザーもいます。
たとえば、「料理 オンラインコミュニティ」と検索すると、料理に関するオンラインコミュニティを運営しているサイトが表示されます。
企業や著名人など幅広い種類のオンラインコミュニティが出てくるため、気になるサイトを見つけやすいのがネット検索の特徴です。
ユーザーがオンラインコミュニティを選ぶときのポイント
ユーザーがオンラインコミュニティを選ぶときに注目するポイントは、以下の5つです。
- 関心や目的が自分に合っているか
- 口コミや評判は良いか
- 特典やサービス内容が充実しているか
- 企業やサービスの知名度はあるか
- アクティブな参加者がいるか
ユーザーが重要視する点を理解したうえで、集客アップの戦略を立てましょう。
関心や目的が自分に合っているか
オンラインコミュニティを選ぶ際、ユーザーは自分の目的やテーマに合っているか確認します。
交流や学びなど、オンラインコミュニティに参加する目的は人によって異なるためです。
料理の交流がテーマでも「食べるか」「作るか」によって内容は変わります。
おいしい料理を食べるスポットが知りたいのに、作り方の情報が交換されていればユーザーの目的に相違するため離脱の原因となりえるでしょう。
したがって、オンラインコミュニティを立ち上げるときにテーマは重要なポイントです。
関連記事:オンラインコミュニティとは?種類や作り方、成功事例について紹介
口コミや評判は良いか
口コミや評判を見て、自分に合っているオンラインコミュニティか判断するユーザーもいます。
オンラインコミュニティに参加している、もしくは参加していたメンバーの体験談がわかるためです。
口コミでは、以下の情報を得られます。
- オンラインコミュニティの内容
- 参加により得られるメリット
- オンラインコミュニティの魅力
- 参加することで気づいた改善点
- 参加者の傾向
気になるオンラインコミュニティが複数ある場合、ユーザーは口コミを見比べて目的に一致しているか判断します。
そのため、口コミや評判はオンラインコミュニティを運営するうえで必要不可欠な情報です。
特典やサービス内容が充実しているか
限定的な特典やサービスを得られるかがユーザーのコミュニティ入会のきっかけとなることもあります。
例えば「学習」を目的としてオンラインコミュニティを検討している場合、メンバー限定のセミナー開催は魅力的な要素となるでしょう。
加入特典や限定サービスは特別感を得られるのに加えて、参加する楽しみにもなります。
企業やサービスの知名度はあるか
企業やサービスの知名度は、オンラインコミュニティを選ぶ基準となります。
オンラインコミュニティは複数存在しています。その際比較の決め手となるのは、よく耳にする企業・サービスかです。
オンラインコミュニティの集客率を上げるためには、ユーザーに認知されるよう知名度向上を目指すのが大切だと言えるでしょう。
アクティブな参加者がいるか
オンラインコミュニティを検討する際、ユーザーはコミュニティの活発度をチェックします。
アクティブな参加者が少なければ、交流も少なく情報もアップデートされずらくなるためです。
定期的な投稿や参加者同士の交流のしやすさなどを考慮することで、有益性のあるコミュニティ運営を図りましょう。
コンテンツの更新頻度やイベントの開催、ユーザーの意見などを定期的に集め反映させるといった工夫をこらすのが大切です。
関連記事:DAOによる新たなコミュニティの形とは?|特徴を活かした事例7選も紹介!
企業がオンラインコミュニティを立ち上げるときの注意点
オンラインコミュニティを立ち上げるときには、以下の点を意識しましょう。
- 集客したいターゲットを明確にする
- オンラインコミュニティは中長期的な視点を持って育てる
- 企業向けの専用プラットフォームを利用する
- トラブルが発生しないよう運営方法を考慮する
運営に挫折しないよう、注意点を解説します。
集客したいターゲットを明確にする
オンラインコミュニティを立ち上げるときは、ターゲットがどのような目的を持って参加するのか明確にするのが重要です。
ユーザーは、目的やテーマが自分の求めるコミュニティに合っているかを選定基準とします。
ターゲットとなる年齢層やテーマ、求めるコンテンツ内容にブレが生じれば、離脱の原因につながるでしょう。
関連記事:オンラインコミュニティの作り方|各工程でのチェックポイントも解説
オンラインコミュニティは中長期的な視点を持って育てる
オンラインコミュニティは長いスパンで運営する計画を立てましょう。
立ち上げたからといって、すぐに一定の効果が見込めるわけではないためです。
短期間で効果を得ようとすれば、挫折に直結するので注意しなければなりません。
中長期的な視点を持って育てて行けるよう、社内人材の確保やアウトソーシングの予算などを検討するのがポイントです。
企業向けの専用プラットフォームを利用する
企業がオンラインコミュニティを立ち上げるのにおすすめなのが、企業向けの専用プラットフォームです。
理由には、以下の4つがあります。
- デザインをカスタマイズできる
- セキュリティ対策がしっかりしている
- データの収集・分析ができる
- 運営や企画を依頼できる場合もある
顧客の傾向分析やロイヤルティ分析といったデータの収集・分析ができるため、マーケティング活動にも活用できます。
運営や改善をしていくうえで重要となる機能が充実している専用プラットフォームを活用し、居心地が良いと感じられる空間を提供しましょう。
関連記事:【チャート付き】オンラインコミュニティ一覧 | 企業運営の際の選び方も解説
トラブルが発生しないよう運営方法を考慮する
オンラインコミュニティはインターネットを介した交流の場となるため、運営方法には注意しなければなりません。
メンバーが増えるほど派閥や揉めごとが発生し、場合によっては企業の風評被害となる可能性もあるためです。
ユーザーがオンラインコミュニティで重視するポイントの一つには、メンバーの相性が挙げられます。
既存メンバーの離脱や新規メンバーの参加意欲が削られないよう、ガイドラインを策定するといった対策をしましょう。
オンラインコミュニティサイト一覧
オンラインコミュニティサイトの種類は幅広く、自分に適したサイトを見つけるためにはニーズに合ったサイトから検索するのがポイントです。
趣味やエリアなど、条件を絞って気になるサイトを見つけましょう。
オンラインコミュニティには、以下のサイトがあります。
- 会員制コミュニティサービス『DMMオンラインサロン』
- オンラインサロン検索サイト『みんサロ』
- 地方とのつながりがつくれる移住支援サイト『SMOUT』
- 同志や応援し合えるファンがいるサブスクプラットフォーム『Fanclove』
- 同じ趣味で繋がれるコミュニティサイト『つなげーと』
各サイトを参考にして、自社のオンラインコミュニティサイト運営方法を検討してみてください。
まとめ:SNSやオンラインコミュニティサイトを活用しよう
「情報を得たい」「同士とつながりたい」と考えるユーザーは、オンラインコミュニティを活用します。
運営する場合には、質問サイトやオンラインサロンといった既存コミュ二ティと連携すると、少ない工数での運営が可能です。
また、既存コミュニティではなく、1からコミュニティを作る選択もあります。
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