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インスタグラムのアンバサダーとは?役割やインフルエンサーとの違い、メリットや事例を解説

2024年05月09日

インスタグラムはテキストに加えて写真や動画、ライブ配信ができるため、ブランドや商品の魅力発信に活用している企業が増えています。 そしてファン化を促進させるために欠かせないのがアンバサダーの存在です。 […]

インスタグラムはテキストに加えて写真や動画、ライブ配信ができるため、ブランドや商品の魅力発信に活用している企業が増えています。

そしてファン化を促進させるために欠かせないのがアンバサダーの存在です。

本記事では、インスタグラムでよく見るアンバサダーの役割や、起用するメリット・デメリット、事例について解説します。


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インスタグラムでよく見るアンバサダーとは

インスタグラムのアンバサダー

アンバサダーとは、英語の「ambassador」が由来の言葉で、日本語では「大使」「代表」などを表す言葉です。

マーケティングでは、企業の「宣伝大使」を表す意味で使用されます。

インスタグラム上のアンバサダーは、企業の商品・サービス、ブランド価値を高める宣伝大使として情報発信する人のことです。

芸能人が起用されるケースもあれば、一般の発信者がアンバサダーとして起用されるケースもあります。

関連記事:アンバサダーとは?マーケティングでの役割やメリット・デメリット、始め方を解説

インスタグラムアンバサダーの役割は「ブランドイメージに沿った情報発信」

インスタグラムで情報発信するアンバサダーの役割は、ブランドイメージに沿った情報発信をすることです。

ブランド理念や商品・サービスの強みを理解し、一般ユーザーに信頼感を与えることが重要でしょう。

フィード投稿やリール、ストーリーズなどのコンテンツを自ら作成し、商品・サービスを体験した口コミをフォロワーに共有します。

体験に基づいた口コミは顧客に信頼感を与え、商品・サービスを試すきっかけを作ったり、ブランド価値を高めたりする効果があります。

関連記事:アンバサダーマーケティングとはどんな仕組み?始め方や活用事例を徹底解説

アンバサダーとインフルエンサーの違い

アンバサダーとインフルエンサーの違いは、発信する情報の質や、アプローチの対象となる人数です。

ただし、どちらも企業や商品の宣伝をして認知度を高め、売上向上を狙う役割を担っています。

しかしアンバサダーとインフルエンサーでは、ユーザーに届ける情報の質や信頼度が異なります。

両者の違いについて、詳しくは以下の表にまとめました。

■アンバサダーとインフルエンサーの違い

アンバサダーインフルエンサー
役割企業や商品のコアなファンを育成・獲得する企業や商品の認知度を高める
自社商品の利用実績利用実績があり、企業や商品のファンである利用実績の有無は問わない
起用する際に重視されるポイント購買行動につながるポジティブな情報発信インスタグラムのフォロワー数の多さ
起用される期間長期間単発、もしくは短期間

関連記事:インフルエンサーマーケティングとは?やり方や効果、注意点を解説

インスタグラムでアンバサダーを起用するメリット

インスタグラムでアンバサダーを起用するメリットは、以下の3点があげられます。

  • コンテンツがターゲットに拡散・共有されやすい
  • 広告感が出にくく親近感を得やすい
  • アンバサダーのファンを獲得できる

コンテンツがターゲットに拡散・共有されやすい

インスタグラムでアンバサダーを起用することで、コンテンツがターゲットに拡散・共有されやすくなります。

企業が目標とするターゲット層をファンに持つアンバサダーを選出できれば、アンバサダーのフォロワーにポジティブな情報が届けられるでしょう。

さらに、インスタグラムは、同じような趣味嗜好のユーザーに投稿がおすすめされやすいため、効率的にコンテンツを拡散できます。

広告感が出にくく親近感を得やすい

アンバサダーによる情報発信は広告感が出にくいため、ユーザーから親近感を得やすい特徴があります。

インスタグラムでは、インフルエンサーによるPRコンテンツが多く作られており、ユーザーは広告に対して少なからず抵抗感を持っています。

しかし、アンバサダーはブランド・商品の愛用者でファンの1人です。

普段から利用しているもので、消費者目線の口コミが発信できるため、投稿を見るユーザーに受け入れられやすいでしょう。

アンバサダーのファンを獲得できる

インスタグラムでアンバサダーを起用すると、アンバサダーのファンの獲得も期待できます。

知名度があるアンバサダーを起用すれば、彼らのファンをターゲットにできます。

アンバサダーのファンは、アンバサダーが利用しているものを好きになりやすい傾向があるため、新規顧客の獲得につながる可能性があるのです。

インスタグラムでアンバサダーを起用するデメリット

インスタグラムでアンバサダーを起用する際は、以下3つのデメリットが伴います。

  • 適任のアンバサダーを見つけるために手間と時間がかかる
  • アンバサダーの熱量を維持する必要がある
  • アンバサダーへの報酬が高額になる可能性がある

上記の点に注意し、対策を検討してから起用しましょう。

適任のアンバサダーを見つけるために手間と時間がかかる

インスタグラム上でアンバサダーを見つけるには、手間と時間がかかります。

アンバサダーの選定には以下のポイントが重要です。

  • 商品・サービスの利用者である
  • アンバサダーの属性とブランドイメージとマッチする人物
  • エンゲージメント率が高い
  • 一定数のフォロワーやファンを獲得している
  • 炎上リスクに対する管理意識がある

芸能人や一般の発信者など、多くの候補者から適任者を探すのは時間がかかるでしょう。

適任の人材を効率よく見つけたい場合はファンコミュニティツールを活用する方法をおすすめします。

関連記事:企業のSNS炎上対策!事例とともに原因や対応、炎上予防方法を解説

関連記事:アンバサダーの選び方は?活用目的や募集方法、注意点も解説

アンバサダーの熱量を維持する必要がある

アンバサダーの熱量を維持することも重要です。

なぜなら、アンバサダー自身の意欲や熱量が下がると、情報発信の頻度や質が下がり、広告効果が薄れてしまうためです。

アンバサダーの発信からファンを醸成するためには、発信する情報の質やエンゲージメント率を高い状態に保つ必要があります。

そのため、イベントへの招待や新商品の先行提供など、熱量を維持するための施策を積極的に行いましょう。

アンバサダーへの報酬が高額になる可能性がある

起用するアンバサダーによっては、報酬が高額になる可能性もあります。

芸能人を起用するのか、一般の発信者から選任するのかで報酬は大きく変わるでしょう。

報酬形態は芸能人か一般人か、また企業ごとに異なります。

たとえば、フォロワー単価や年間契約、アフィリエイト方式など、さまざまな形態があります。

商品やサービスを利用・紹介してもらうために無償で提供するケースもあるため、予算や目標に応じて起用するアンバサダーを検討しましょう。

インスタグラムを活用したアンバサダーマーケティングの事例

インスタグラムアンバサダーには、芸能人を起用するケースと一般の発信者から起用するケースがあります。

3つの事例を紹介しますので、誰を起用しているのか、どのような効果が得られているのかを参考にしてください。

  • 【化粧品】イヴ・サンローラン・ボーテ|芸能人
  • 【美容家電】Brighte|芸能人
  • 【アパレル】ワークマン|スカウト

【化粧品】イヴ・サンローラン・ボーテ|芸能人

化粧品メーカーのイヴ・サンローラン・ボーテが、韓国で活躍するアイドルTWICEのサナをアンバサダーに迎えた事例です。

自身のアカウントで写真や動画を投稿し、使用した感想を発信しています。

コンシーラーのCM動画を投稿した際は、シェア2,600以上、コメント2,700以上のリアクションが得られています。

日本に限らず海外からも注目を集め、商品の知名度が高まったといえるでしょう。

参考:m.by__sana

【美容家電】Brighte|芸能人

2024年2月に新発売された、Aiロボティクス株式会社の新美容家電ブランド「Brighte(ブライト)」に佐々木希が起用された事例です。

公式インスタグラムでは、佐々木希からのコメントを投稿したり、本人のアカウントでも宣伝したりしています。

佐々木希のインスタグラムのアカウントは、483万人(2024年4月現在)のフォロワーがいます。

そのため、一度に多くのユーザーと、企業がターゲットとする30代女性に対して効率的にアプローチし、認知度を高められたといえるでしょう。

参考:brighte.official

参考:nozomisasaki_official

【アパレル】ワークマン|スカウト

作業服やアウトドアウェアを販売している、ワークマンもアンバサダーを起用しています。

アンバサダーの認定方法はスカウト形式です。

ワークマン関連のハッシュタグを付けて発信している方や商品紹介をしている方に対して、企業側から声をかけて採用しています。

キャンプや釣り、登山など、さまざまなアウトドアカテゴリーに当てはまる発信者を男女問わず選定しているため、より多くのターゲットにアプローチできた事例といえるでしょう。

参考:ワークマン公式アンバサダーご紹介

アンバサダーを起用してインスタグラムマーケティングを始める手順

アンバサダーを起用してインスタグラムマーケティングを始める際は、以下の手順で始めましょう。

  1. アンバサダー起用の目的・目標を設定
  2. 投稿内容や購買までのプロセス策定
  3. アンバサダーの選定
  4. アンバサダーによる投稿

目標には、具体的な数値を設定するのがポイントです。

マーケティングで成果を出すためには、投稿頻度や投稿形式・内容に加えて、CVまでの導線を設計しましょう。

アンバサダーが決まったら、インスタグラムへ投稿を始めてもらいます。

設定した目標やプロセスを達成できる投稿をしてもらえるよう促していきましょう。

アンバサダーを起用してインスタグラムマーケティングを成功させよう

インスタグラムアンバサダーは、インスタグラムで企業・商品の情報を発信する宣伝大使です。

アンバサダーの情報発信は、新規顧客の獲得やファンの醸成が期待できます。

しかし、適任のアンバサダーを探す作業には手間がかかります。

アンバサダーを探すには、ファンが集まるコミュニティツールを活用するのがおすすめです。

株式会社kazeniwaでは「DISCO」を運営しています。

ファンコミュニティを通したアンバサダー発掘を行いたい方は、お気軽にお問合せください。

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