ホーム » ファンマーケティング » ファンマーケティングの手法8選!成功へ向けたポイントや事例を解説

ファンマーケティング

ファンマーケティングの手法8選!成功へ向けたポイントや事例を解説

2024年07月05日

ファンマーケティングとは、自社商品やサービスに対する熱量の高いファンを獲得し、中長期的に安定した売り上げ基盤を作るマーケティング手法です。 コアなファンを作るには、自社に適したファンマーケティング手法 […]

ファンマーケティングとは、自社商品やサービスに対する熱量の高いファンを獲得し、中長期的に安定した売り上げ基盤を作るマーケティング手法です。

コアなファンを作るには、自社に適したファンマーケティング手法を取り入れる必要があります。

そのためには、代表的なファンマーケティング手法への理解を深めることが大切です。

本記事では、ファンマーケティングの代表的な手法を8つ紹介します。

成功へ向けたポイントや事例も解説しているため、自社のマーケティング施策に活用してファンを増やしたい方は参考にしてください。

関連記事: ファンマーケティングを支援する企業11社まとめ!失敗しないための選び方や注意点も紹介


\ファンマーケティングの始め方を解説/

資料を無料プレゼント中

ファンマーケティングの代表的な手法8選

ファンマーケティングの代表的な手法は、以下の8つです。

  • ファンミーティング|企業とファンが直接交流できる
  • ファンコミュニティ|ファンの顧客ロイヤルティを高められる
  • サンプリング体験|顧客体験価値の向上により信頼が得られる
  • メルマガ配信|繰り返しの接触によりファン化を図れる
  • 会員限定サービス|ロイヤルカスタマーの醸成につながる
  • ライブコマース|リアルタイムの交流でLTVの向上が見込める
  • 共創型商品開発|価値共創により独自商品が開発できる
  • SNSの活用|SNSを通じてコアなファンを作る

関連記事:ファンマーケティングの代表的な施策8選!KPIを設定するポイントも解説

ファンミーティング|企業とファンが直接交流できる

ファンミーティングとは、企業がユーザーと直接交流するための場を設ける手法です。

招待制や会員制など、参加者を特定のファンに限定したイベントを開催することで、他のユーザーとの差別化を図れる特徴があります。

ファンミーティングの例は、以下の通りです。

  • トークイベント
  • クイズ大会
  • 質問コーナー
  • ゲーム
  • 試食会
  • ワークショップ

開発者や運営スタッフなど、普段接することのない従業員と交流できる場は、ファンにとって特別な時間となるため、愛着心を高められます。

ファンコミュニティ|ファンの顧客ロイヤルティを高められる

ファンコミュニティとは、プラットフォームやコミュニティサイトを構築し、自社とユーザーが交流できる場を提供する手法です。

ファン同士が交流する場を設けたいときにも、ファンコミュニティは適しています。

ファンコミュニティのコンテンツ例は、以下の通りです。

  • 掲示板
  • 企業紹介
  • Q&A
  • アンケート
  • 商品レビュー
  • テーマにあわせた投稿フォーム

同じ熱量を持つユーザー同士がつながることで、コミュニティがより活性化するため、顧客ロイヤルティ向上が期待できます。

関連記事:ファンコミュニティとは?導入するメリットと成功事例をご紹介

関連記事: ロイヤリティとは?ロイヤルティとの違いとマーケティングにおける意味をわかりやすく解説

サンプリング体験|顧客体験価値の向上により信頼が得られる

サンプリング体験とは、自社の商品やサービスをファンに提供し、口コミを発信してもらう手法です。

実際に自社商品を使用してもらうことで、認知度や評価を効果的に高められるメリットがあります。

サンプリングを提供する方法は、以下の通りです。

  • ファンイベントで提供
  • DMを利用してファンに郵送
  • SNSを通じてファンに提供
  • ほかの商品配送時に同梱

喜びやワクワク感といった顧客体験価値の提供により信頼が得られ、新規ユーザー獲得につながります。

関連記事:顧客体験価値とは?得られる効果や必要な要素、向上方法をわかりやすく解説

メルマガ配信|繰り返しの接触によりファン化を図れる

メルマガ配信とは、企業がファンに向けて配信するダイレクトマーケティング手法です。

ファンにとって価値のある情報を配信することにより、接点を持つきっかけが作れます。

メルマガの配信内容例は、以下の通りです。

  • ターゲットに適したコラム
  • メルマガ限定クーポン・キャンペーン
  • 新商品や最新情報の紹介
  • アフターフォローの情報
  • セミナーやウェビナーの案内

ファンが興味関心を持つ有益な情報を繰り返し発信することにより、ユーザーとの関係を構築できるためファン化を図れます。

会員限定サービス|ロイヤルカスタマーの醸成につながる

会員限定サービスとは、会員になったユーザーだけが利用できるサービスを提供する手法です。

定額料金で一定期間サービスを利用できるサブスクリプションも、会員限定サービスのひとつです。

会員限定サービスには、以下のようなものがあります。

  • レンタルスペース
  • 動画配信サービス
  • オンラインサロン
  • ファンクラブ
  • レンタルサービス

ユーザーにとってメリットと感じられる会員限定サービスの提供により、愛着心が高まるため、ロイヤルカスタマーの増加が見込めます。

関連記事:ロイヤルカスタマーとは?ファンとの違い、いま向き合うべき理由や5つのファンマーケティング戦略を解説

ライブコマース|リアルタイムの交流でLTVの向上が見込める

ライブコマースとは、SNSやプラットフォームなどを通じてライブ配信を行い、ファンと交流する手法です。

配信者となる企業と視聴者となるユーザー、双方向からリアルタイムでコミュニケーションが取れる仕組みとなります。

ライブコマースで提供するサービス例は、以下の通りです。

  • インフルエンサーや専門家を起用した商品紹介
  • ライブ配信で商品プレゼンテーション
  • ファンからの質問をリアルタイムで回答

ライブ配信ではファンからのコメントを通じて積極的に交流したり、限定クーポンを配布したりするなどの企画を取り入れると、LTV向上が見込めるでしょう。

関連記事:LTVとは?重要性や最大化するためのマーケティング施策をわかりやすく紹介

共創型商品開発|価値共創により独自商品が開発できる

共創型商品開発とは、企業とファンがパートナーとなって商品開発を行う手法です。

ファンの声を収集することで、自社の技術やアイデアだけでは生み出せなかった独自商品の開発につながることがあります。

共創型商品開発の施策例は、以下の通りです。

  • 自社商品を提供し、ユーザーにアンケート回答などを求める
  • 自社商品に関するグループディスカッションを実施する
  • クラウドファンディングを募る

ファンとの接点から得られたデータを活用したサービス開発により、自社ブランディングを高められるため、競争優位性の向上が期待できます。

関連記事:価値共創マーケティングとは?価値共創がもたらす効果や成功事例、手法を解説!

SNSの活用|SNSを通じてコアなファンを作る

ファンマーケティングには、X(旧Twitter)やInstagramなど、企業の公式SNSを活用してファンと交流する手法もあります。

手軽に利用できるSNSを通じてつながることで、親近感や愛着心を高められるのが特徴です。

SNSでは、以下の交流方法があります。

  • 継続的に自社の情報を発信する
  • ファンとコミュニケーションを取る
  • ユーザー参加型のイベントを企画する

ブランドイメージを高めて認知度向上やファン獲得を狙いたい場合は、SNSアンバサダーを起用する施策も有効です。

関連記事:SNSアンバサダーとは?役割や起用するメリット・デメリット、成功事例を解説

ファンマーケティング成功へ向けたポイント

ファンマーケティングを成功させるためには、ファンの定義を明確にする必要があります。

商品やサービスの購入金額だけでは、自社のファンだと判断できないためです。

ファンを定義する際は、売り上げと顧客ロイヤルティの高さから判断することで、ファンの定義を確立できます。

また、自社が指すファンの定義が決まったら、ファンマーケティング成功へ向けて以下のポイントを押さえて実践しましょう。

  • 顧客接点を増やす
  • ファンとのやり取りを活性化する
  • ファン同士が交流できる環境を整える

ファンとのやり取りを活性化するためには、ファンと交流できるコミュニティの形成が必要です。

例えば、弊社kazeniwaのファンコミュニティ「DISCO」では、熱量の高いファンを醸成・獲得するための機能が揃っています。

掲示板や称号、コミュニティ分析などの機能を活用すれば、コアなファンを作るためのコミュニティ活性化が図れるでしょう。

なお、コミュニティを盛り上げるためには、コミュニティマネージャーやコミュニティリーダーの採用も必要になります。

関連記事:コミュニティマネージャーとは?オンラインコミュニティにおける役割を解説

関連記事:コミュニティリーダーとは?オンラインコミュニティにおける役割や必要な要素を解説

ファンマーケティングの手法を取り入れた成功事例

ファンマーケティングの手法を取り入れた成功事例

牛丼でお馴染みの株式会社吉野家では、Instagramを運用してファン獲得に成功しました。

Instagramのアカウントでは、冷凍食品の「おうち吉野家」シリーズを使ったアレンジレシピを紹介しています。

吉野家公式Instagramでは店舗と異なるターゲット層の主婦層向けに企画を実施したところ、1回のキャンペーンでフォロワー数4,000件の獲得に成功しました。

ターゲットに突き刺さるキャンペーンとSNS運用により、ファン化につなげた成功事例です。

関連記事:ファンマーケティングの成功事例10選!ポイントや注意点も解説

自社に適した手法を取り入れファンを増やそう

ファンマーケティングにはさまざまな手法があり、自社に適した施策の実施によりファン獲得が期待できます。

ファンマーケティングを成功させるためには、ファンの定義を明確にし、コミュニティを活性化できる企画を考案することが大切です。

弊社kazeniwaの「DISCO」では、ファンを醸成・獲得できるファンマーケティングツールを提供しています。

コアなファンを獲得したい方は、お気軽にお問い合わせください。

この記事を共有する